日イスラエル防衛相会談について

2022年8月30日
防衛省
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標記について、以下のとおり実施されましたのでお知らせします。

令和4年8月30日14時15分から約1時間、浜田防衛大臣は、防衛省において、ガンツ・イスラエル副首相兼国防大臣と日イスラエル防衛相会談を行いました。また、この会談の後、両大臣は、今般改定した「日本国防衛省とイスラエル国防省との間の防衛交流に関する覚書」に署名しました。

  1.  冒頭、両大臣は、日イスラエル外交関係樹立70周年の記念すべき年に同覚書を署名できることを歓迎するとともに、これを契機に日イスラエル防衛協力を一層推進することを確認しました。また、浜田大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の維持・強化に向けた日本の考え方を紹介した上で、その理念が中東地域の発展にも資するものであると述べました。
  2.  両大臣は、地域情勢について意見交換を実施しました。浜田大臣からは、ロシアによるウクライナ侵略や東シナ海や南シナ海を巡る情勢について述べた上で、力を背景とした一方的な現状変更の試みや緊張を高めるいかなる行為にも強く反対するとの意思を表明しました。ガンツ大臣からは中東情勢等について説明がありました。地域の平和と安定のため、両大臣は今後も緊密に連携していくことで一致しました。
  3.  また、両大臣は、二国間の防衛協力についても意見交換を行い、今後も防衛当局間の緊密なコミュニケーションを継続するとともに、防衛装備・技術協力や軍種間協力を含め、両国間の防衛協力を引き続き強化していくことで一致しました。