日フィジー防衛相会談について

2022年6月12日
防衛省
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2022年6月12日、第19回IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)出席のためシンガポール訪問中の岸防衛大臣は、フィジー共和国のセルイラトゥ防衛・国家安全保障・警察大臣と防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 冒頭、岸大臣から、昨年9月に開催した日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)へのセルイラトゥ大臣の参加に対して改めて謝意を述べ、今回対面では初となる日フィジー防衛相会談の実現を嬉しく思う旨伝えました。
  2. 両大臣は、二国間の防衛協力・交流等について意見交換を行いました。その中で、岸大臣から昨年のJPIDDでは、我々が直面する地域の共通の課題について率直な意見交換ができた旨伝え、改めてフィジーの支援に対して謝意を述べました。セルイラトゥ大臣からは、JPIDDの議長を務めた岸大臣に対して改めて謝意が示されました。また、岸大臣から、トンガにおける海底火山噴火に伴うトンガ王国に対する支援に従事した自衛隊輸送機及び輸送艦のフィジーへの寄航・寄港に係る支援に対し謝意を述べました。
  3. 両大臣は、地域情勢についても意見交換を実施し、ロシアのウクライナ侵略への対応について、両国が緊密に連携していくことを確認しました。
  4. また、両者は今後も両国間の防衛協力・交流を一層推進し、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のために、緊密に連携していくことで一致しました。