日米韓防衛相会談共同声明(2022.6.11)(仮訳)

2022年6月11日
防衛省
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 日本国岸信夫防衛大臣、大韓民国李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官及びアメリカ合衆国ロイド・オースティン国防長官は、6月11日、シンガポールにおいて、日米韓防衛相会談を開催した。本会談において、3か国の閣僚は、北朝鮮、3か国の安全保障協力の強化及びインド太平洋地域における共通の安全保障上の課題への対処について議論を行った。

 3か国の閣僚は、日本、韓国及び米国にとって共通のコミットメントである朝鮮半島の完全な非核化及び恒久的な平和の確立に向け密接に協力することを約束した。また、3か国の閣僚は、国際社会による、関連する国連安保理決議の完全な履行の重要性を確認した。3か国の閣僚は、北朝鮮による違法な「瀬取り」を抑止し、中断させ、最終的に撲滅させるための持続的な国際協力の重要性を強調した。3か国の閣僚は、全ての関連する国連安保理決議に従って北朝鮮が国際的な義務を完全に遵守するという、国際社会の共通目標を認識した。また、3か国の閣僚は、北朝鮮の大量破壊兵器及び弾道ミサイル開発について、国際的な平和と安定に対する重大な脅威であるとの深い懸念を共有し、協調した3か国協力を通じてこれらの懸念に対処していくことにコミットした。

 3か国の閣僚はさらに、3か国によるミサイル警戒及び弾道ミサイル探知・追尾訓練の実施及び北朝鮮による弾道ミサイル発射に対処するための3か国によるさらなる活動を具体化することにコミットした。3か国の閣僚は、北朝鮮による度重なる不法な弾道ミサイルの発射を強く非難するとともに、北朝鮮による弾道ミサイルのいかなる発射も複数の国連安保理決議の明白な違反であることを確認した。加えて、3か国の閣僚は、地域における各国間の防衛に関係する信頼醸成が重要であるとの認識を共有するとともに、それらの努力を不断に行っていくために協力を強化することにコミットした。

 3か国の閣僚は、その他の地域の安全保障問題についても議論し、自由で開かれたインド太平洋を推進するため、情報共有、ハイレベルの政策協議、共同訓練を含む重要課題における3か国の協力を深化させることの重要性について同意した。3か国の閣僚は、この地域において現状変更を試み、緊張を高めるいかなる一方的な行動にも強く反対することを表明した。3か国の閣僚は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。3か国の閣僚は、ルールに基づく国際秩序に合致しない活動について懸念を共有するとともに、航行及び上空飛行の自由の重要性を強調した。また3か国の閣僚は、すべての紛争は、国際法の原則に従って、平和的手段により解決されるべきであることを再確認した。

 米国は、核を含む米国のあらゆる能力に裏打ちされた、日本及び韓国の双方に対する確固たる同盟のコミットメントを改めて確認した。日本及び韓国は、共通の安全保障上の目標を守り、前進させるため、二国間関係と3か国協力の重要性を強調した。3か国の閣僚は、地域及び世界の平和と安定のため、緊密な協力を続けていくことを誓った。

 

岸防衛大臣の第19回IISSアジア安全保障会議への出席及び三国間・二国間会談等について