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Physical Training School - J.S.D.F

【自衛隊体育学校の使命】

Physical Training School - J.S.D.F

「オリンピアンを輩出するとともにオリンピックにおけるメダルの獲得」及び「部隊における体育格闘指導者の育成」を主な目的として1961年に陸上自衛隊朝霞駐屯地に創設され、2021年に創立60周年を迎えました。

自衛隊体育学校の沿革

1961年 陸・海・空自衛隊の共同機関として朝霞駐屯地(東京都)に創設
1962年 国際級選手を育成する特別体育課程(*)教育開始
1964年 オリンピック東京大会に20名が出場
1982年 女性選手(射撃)を初採用
2015年 体育特殊技能者(競技選手として入隊)の採用年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げ
2016年 冬季特別体育教育室(前身:冬季戦技教育隊特別体育課程教育室)編成
2017年 カヌー、ラグビー(女子)が集合訓練から特別体育教育課程に
2018年 自衛隊体育学校として初の冬季五輪に参加(バイアスロン・クロスカントリー)
2021年 オリンピック東京大会に参加(史上最高の5個のメダル獲得)

(*)特別体育課程-オリンピック等国際部隊で活躍する選手を育成する課程

 

【自衛隊体育学校の組織】

 朝霞駐屯地に夏季オリンピック種目計11個班、北海道真駒内駐屯地に所在する冬季特別体育教育室に冬季オリンピック種目2個班を設置しています。また、陸上・海上・航空自衛隊の体育訓練を実施する体育指導及び格闘指導者の養成を実施しています。

 

創設から現在まで
 東京オリンピック(1964年)以降、全てのオリンピックに選手を輩出してきました。現在、第2教育課では夏季11種目班を設置。次期パリオリンピック2024では、11種目全てにおいてメダルの獲得及び日本代表選手の輩出を目指しています。また、北海道に所在する冬季特別体育教育室では冬季2種目設置し、ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック2026でのメダル獲得を目指しています。

 

【自衛隊体育学校の競技種目】

 13の種目班を構成し、オリンピックでメダルを獲得できる選手を育成しております。青枠は朝霞駐屯地に、赤枠は真駒内駐屯地に所在しています。

 

【自衛隊体育学校の練習環境】

 総合トレーニング場、屋内プール、ライフル射撃訓練場、低酸素トレーニング・理療室を完備した研修センターなど、自衛隊のスケールメリットを活かした多種多様な施設があります。また近傍には自衛隊病院もあり、医療体制も充実しています。

 
 

【自衛隊体育学校が輩出したメダリスト】

 1964年に開催された東京オリンピック以来、全てのオリンピックに選手を輩出しています。

 

これまでのオリンピックにおけるメダル獲得者

重量挙げ
 三宅 義信:金・東京(1964年)
 三宅 義信:金・メキシコ(1968年)

マラソン
 円谷 幸吉:銅・東京(1964年)

レスリング
 金子 正明:金・メキシコ(1968年)
 中田 茂男:金・メキシコ(1968年)
 平山紘一郎:銀・ミュンヘン(1972年)
 平山紘一郎:銅・モントリオール(1976年)
 宮原 厚次:金・ロサンゼルス(1984年)
 入江  隆:銀・ロサンゼルス(1984年)
 江藤 正基:銀・ロサンゼルス(1984年)
 宮原 厚次:銀・ソウル(1988年)
 井上 謙二:銅・アテネ(2004年)
 米満 達弘:金・ロンドン(2012年)
 小原日登美:金・ロンドン(2012年)
 湯元 進一:銅・ロンドン(2012年)
 乙黒 拓斗:金・東京(2021年)

射撃
 蒲池 猛夫:金・ロサンゼルス(1984年)
 木場 良平:銅・バルセロナ(1992年)
ボクシング
 清水  聡:銅・ロンドン(2012年)
 並木 月海:銅・東京(2021年)

競歩
 荒井 広宙:銅・リオデジャネイロ(2016年)

水泳
 江原 騎士:銅・リオデジャネイロ(2016年)

柔道
 濵田 尚里:金【個人】・東京(2021年)
 濵田 尚里:銀【団体】・東京(2021年)

フェンシング
 山田  優:金【団体】・東京(2021年)

 
 

【自衛隊の体育とは】

 自衛隊の精強性を維持するため、自衛隊体育学校では、部隊の体育・格闘指導者を育成しています。