自衛官の階級は士▶︎曹▶︎尉▶︎佐▶︎将の16に分かれ、部隊の中核となるのが曹や士。分隊や小隊で指揮官を補佐しながら、現場のスペシャリストとして活躍する。職種も実に幅広いが、国防の前線でスキルを磨くなら、普通科、機甲科、武器科、高射、航海・船務、射撃、掃海機雷、警戒管制などがある。自衛隊において「訓練」は日々の重要な仕事。個人としての体力錬成、装備品の操作訓練、部隊としてのチーム力錬成。図上演習や演習場での訓練、時には数週間かけての大規模演習（米国での訓練等）もある。後輩教育も大切な任務であり、逆に自身を大きく育ててくれる。部隊の仲間と力を合わせながら、事を成し遂げる。その喜びと学びは大きい。