防衛医科大学校看護学科

防衛医科大学校医学教育部看護学科

概要

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防衛医科大学校看護師養成課程(自衛官コース)は、保健師・看護師である幹部自衛官となるべき者を育成するコースです。4年間の教育を受け保健師・看護師の国家資格の取得を目指します。免許取得後は、陸・海・空各幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官に必要な知識と技能を学びながら、幹部としての資質を養います。その後、自衛隊看護師として全国の自衛隊病院や衛生科部隊等で勤務し、実務経験を積んでいきます。

受験要項

応募から受験、入隊後の待遇から取得資格など、さまざまな疑問に対して、地方協力本部の広報官が懇切丁寧にご説明します。

パンフレット・
防衛医科大学校医学教育部看護学科学生(自衛官候補看護学生)募集案内
PDF形式・17.8MB ダウンロード
パンフレット・ガイダンスB(高卒等対象募集案内) PDF形式・26.4MB ダウンロード
防衛医科大学校医学教育部看護学科(自衛官コース)受験要項 PDF形式・902kB ダウンロード
志願票 PDF形式・143KB ダウンロード
受験票 PDF形式・143KB ダウンロード

カリキュラムの特徴

近年における任務の多様化・国際化、医療技術の高度化・複雑化に、十分に対応し得る専門的知識・能力と豊かな人間性や適確な判断力を有する質の高い看護師を養成します。看護学科では、一般教養科目を充実させるとともに、保健師・看護師に必要な特色ある教育を行います。さらに、保健師・看護師たる幹部自衛官になるべき者にとって必須となる防衛看護学など特色ある教育を部隊実習、基本教練といった訓練で実施していきます。
また、防衛省・自衛隊では、衛生環境の劣悪な被災地等での任務における傷病等の予防のため、衛生環境を調査し、公衆衛生活動を実施する必要が高まっています。全国各地の自衛隊病院、部隊等においては、傷病の予防、メンタルヘルス、特定健診、特定保健指導などの業務が増大しています。このため、医学教育部看護学科においては、保健師の養成に取組みます。

1年

教養養育科目により、専門科目履修の基礎を充実させる。入学当初より一部の専門科目を履修。早期臨床体験、問題解決型の授業により、専門領域への興味と理解を深める。

2年

基礎看護学をベースに、成人看護学、小児看護学、母性看護学、老年看護学、精神看護学等の授業や学内演習により、看護の知識や技術を修得する。

3年

病院だけでなく地域の施設において、各領域別の実習が開始される。保健医療福祉の連携についても広く学ぶ。

4年

実習、卒業研究を進めつつ、看護師・保健師国家試験の準備が本格化する。防衛看護学では、特殊戦傷病や自衛隊における国際貢献看護について学ぶ。

教育 教育

基本訓練スキー 基本訓練スキー

部隊実習 部隊実習

生活

ムービーを再生する 学生の一日

学生は、全員入校と同時に学生舎で生活することが義務づけられ、4年間校内の学生舎にて生活を送ることになります。学生舎には、居室、集会室、及び洗濯室等の設備があります。

基礎情報

所在地

埼玉県所沢市並木3丁目2番地

西武鉄道 西武新宿線 航空公園駅より徒歩 約10分


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施設

防衛医科大学校病院、防衛医学研究センター、図書館、野球場、陸上競技場、武道館、テニスコート、学生センター(売店・理髪店・食堂等)

<防衛医学研究センター>
研究センターは、大規模災害時における救命・救急医学に関する研究を行う組織として、1996年(平成8年)10月に設立されました。

<図書館>
防衛医科大学校図書館は、本校キャンパスの中央に位置し、広さ約3,000m 2の館内には、閲覧室、視聴覚室、ブラウジングコーナー、開架書庫及び情報検索コーナーなどがあります。
本図書館はEBMに基づくスタンダードな教育・研究・診療を遂行するために、医学情報の発信センターとしての役割を果しています。
教職員、学生、卒業生を対象に、蔵書約19万冊、外国雑誌約750タイトル(電子媒体を含む)を閲覧に供し、図書館員がデータベースの利用指導や文献収集・複写等のサービスをしています。

周辺の様子

キャンパスのある所沢市は、埼玉県の南部にあります。プロ野球球団、埼玉西武ライオンズの本拠地として有名な土地です。所沢駅前には西武、ダイエー、西友など大規模な商業施設が進出しています。所沢からは新宿や池袋へはもちろん、東京メトロ副都心線への乗り入れにより渋谷へもダイレクトにアクセスすることができます。
観光スポットとしては、所沢航空記念公園、狭山湖、インボイスSEIBUドーム、西武園ゆうえんち、所沢郷土美術館などがあります。南部には「となりのトトロ」の舞台として有名な狭山丘陵が広がり、豊かな自然を満喫することができます。

沿革

1954年(昭和29年) 婦人自衛官(看護婦)募集開始
1958年(昭和33年) 陸上自衛隊衛生学校に看護学生課程として発足
1959年(昭和34年) 自衛隊中央病院に移管され婦人自衛官養成所となる
1971年(昭和46年) 自衛隊中央病院高等看護学院と名称変更
2002年(平成14年) 男性隊員の入隊が可能となる
2010年(平成22年) 第50期生卒業
2011年(平成23年) 第51期生卒業
2014年(平成26年) 4年制看護学科新設