航空研究センターについて
平成26年(2014年)8月、航空防衛力の構築や作戦運用のエキスパートを配置する形で、幹部学校に「航空研究センター」が新設されました。研究は、航空幕僚監部や部隊などと連携して進めています。航空研究センターは、研究プロジェクトとして部署横断的に研究を進めており、各研究はプロジェクト・マネージャーにより進捗が管理され、適切な時期にソリューションを提供できるよう努めています。
航空研究センターが重視する研究
航空研究センターは、航空防衛力の構築や部隊運用の結果から得られる教訓分析、戦略的な情勢分析などを通じて得られた事項に基づく研究を推進することにより、その成果を将来の航空・宇宙防衛力の構築や部隊運用の改善に役立てる「循環的な研究業務」を行っています。その中で次の事項を重視して研究を進めています。 研究は、客員研究員や大学・研究機関の研究員などのご協力を頂きながら進めています。
▷ 戦略・作戦などの理論の体系化に関する研究
▷ 航空防衛力構築、部隊運用の基礎となる防衛戦略に関する研究
▷ 部隊運用や訓練演習などから得られる教訓に関する業務
沿革
旧研究部(航空研究センターの前身)昭和29年8月 | 幹部学校研究部発足(浜松) |
昭和30年9月 | 幹部学校小平移転 |
昭和34年11月 | 幹部学校市ヶ谷移転 |
昭和37年10月 | 研究部室編成へ移行(企画室、第1~3研究室) |
昭和54年7月 | 戦略研究室新設 |
昭和61年4月 | 第4研究室新設、企画室を計画室に改称 |
平成6年10月 | 幹部学校目黒移転 資料室新設、計画室を総括室に改称 |
平成7年4月 | 第5研究室新設 |
平成8年12月 | 研究資料編纂室新設(9室編成) |
平成26年8月 | 幹部学校組織改編 研究部を母体として航空研究センター新設 |
平成28年4月 | 客員研究員制度発足 |