
第49代中部航空方面隊司令官
久保田 隆裕
(くぼた たかひろ)
防衛大学校第38期
長野県出身
令和8年3月
中部航空方面隊司令官に指定
7月1日、航空自衛隊安全の日を迎えるに当たり、安全の尊さと任務遂行の原点について改めて思いを新たにしております。
航空自衛隊安全の日は、平成11年から平成12年にかけて相次いで発生した5大航空事故の教訓を風化させることなく、全隊員が安全と真摯に向き合い、安全意識の高揚と安全文化の醸成を図るために設けられたものです。この日、隊員一人ひとりが事故の教訓を振り返り、自らの行動や職務の在り方を見つめ直しながら、安全への決意を新たにしています。
中部航空方面隊に課せられた使命は、我が国の空を守り、国民の生命・財産と平和な暮らしを守り抜くことです。そして、この使命を確実に遂行し、国民の皆様の信頼と期待に応えていくためには、飛行及び地上のあらゆる活動における安全の確保が大前提です。
安全は決して与えられるものではありません。その根底には、隊員一人ひとりの地道で、時には愚直とも思えるほど基本手順を大切にする意識と行動、そしてそれを支える知識と経験があります。一つひとつの確認や動作を省略せず、互いに声を掛け合い、小さな兆候も見逃さない。このような日々の積み重ねこそが安全を支え、ひいては任務の完遂につながるものと確信しています。
我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中にあっても、中部航空方面隊は、隊員一人ひとりが安全への責任を自覚し、教訓を継承しながら基本を徹底し、与えられた任務に全力を尽くしてまいります。
令和8年7月1日