令和4年度 航空保安管制競技会

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令和4年度 航空保安管制競技会

 航空保安管制群は、令和5年2月、航空保安管制競技会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、学科をリモート形式で行うとともに、実技を小牧基地において実施しました。実技は、令和元年度以来、実に3年振りの実施です。       
競技結果ですが、学科は航空管制部門で小牧管制隊が優勝、飛行管理・飛行情報部門で春日管制隊が優勝しました。       
3年振りの実技は、感染拡大防止の観点から、前段、後段の2回に分け、航空管制部門、飛行管理部門ともに、平素における状況を想定し、より実相に近い環境を現示しました。       
航空管制部門においては、錯綜する航空交通や空域の状況を冷静に見極め、運用主任を中心に組織的に航空交通を形成した築城管制隊が優勝しました。       
飛行管理部門においては、連続する事態に対して、運用主任と勤務員が有機的に活動し、迅速かつ的確に対処した那覇管制隊が優勝しました。那覇管制隊の優勝は、平成13年度以来、実に21年振りです。この優勝の原動力となり、本競技会の講評において模範たる隊員であると称賛された隊員が誕生したのが、いみじくも前回優勝した年であり、今回、那覇管制隊を優勝に導いたことは、ある種の運命を感じさせるものでした。       
各部隊が本競技会で流した汗と涙は、個人はもとより、部隊の更なる飛躍を確信させるものでした。部隊に戻る選手たちの後ろ姿は、次年度の大会におけるリベンジャーズの活躍を大いに期待させるものでなり、今年度の大会は幕を閉じました。       
最後になりましたが、本競技会の開催にあたり、多大なるご支援を頂いた、5術校、1輸空、飛実団等、関係部隊に心より謝辞を申し上げます。       

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