航空管制官になるには

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航空自衛隊の航空管制官になるには

航空交通管制業務とは

航空交通管制業務とは、無線やレーダー機器を使用して航空機に許可や指示を出すことにより、主として航空機間の衝突予防並びに航空交通の秩序ある流れを維持促進する業務です。航空自衛隊では、約700名の航空管制官が、全国に15か所ある航空自衛隊の飛行場で緊急発進する戦闘機を始めとする空自機や民間機に対する航空交通管制業務に従事しています。


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航空自衛隊の航空交通管制業務

航空自衛隊が行っている航空交通管制業務は4種類あります。
飛行場管制業務
ターミナル・レーダー管制業務
進入管制業務
着陸誘導管制業務


航空自衛隊の航空管制官になるには

航空自衛隊に入隊した後、航空業務に携わるために必要な身体検査や英語能力を含む適性検査等を元に、航空管制官要員として選ばれます。航空管制官要員に職種指定された隊員は、愛知県の小牧基地にある第5術科学校で約1年間、航空管制官になるための基礎を学びます。入校中は、各種座学及びシミュレータによる実技訓練に加え、航空交通管制業務を行うために必要不可欠な、「航空交通管制基礎試験合格証明」と「航空無線通信士」の国家資格を取得します。学校を卒業した後は、全国に15か所ある管制部隊へ配属されて訓練を積み、約1年~3年かけて「航空交通管制技能証明」という国家資格を取得することによって、晴れて一人前の航空管制官となります。



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