司令官挨拶

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昨年12月18日、新たな「防衛計画の大綱」、「中期防衛力整備計画」が策定されました。通常は概ね10年程度の期間を念頭において策定される大綱が約5年で新たに策定された背景には、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している我が国周辺の安全保障環境があります。その新大綱では宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域における我が国の優位性の獲得が特に重視されるなど、安全保障の現実に正面から向き合い従来の延長線上ではない真に実効的な防衛力を速やかに構築することが喫緊の課題となっています。

私ども航空開発実験集団は、自らの将来ビジョンに掲げる3つの活動指針「創造」、「挑戦」、「信頼」の具現化に向けて引き続き取り組んでいくとともに、航空自衛隊が宇宙、サイバーといった新たな領域・機能・地域において国民から期待される役割を全うする上で必要な諸活動に積極的に関与し貢献していきます。加えて、国内の技術基盤の維持・強化は我が国が独立国家として存立するために不可欠な主体的・自主的な防衛力保持の前提条件であるとの認識に立ち、これまでの年度研究開発サイクルを通じた防衛関連企業等との連携を一層強化するとともに、研究開発プロセスの迅速化・合理化等の課題解決にも積極的に挑戦していきます。

今年は航空開発実験集団にとって創設30周年という節目の年です。私どもは、先輩たちが築き上げてきた研究開発部隊としての伝統を基礎として、新大綱に謳われている体制の早期実現に向け、「空の勝利は技術にあり」を合言葉に組織一丸で取り組んでまいります。今後とも皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。