自衛官候補生

概要

 採用後、2等空士(特別職国家公務員)に任命され、航空教育隊(山口県防府南基地の第1教育群又は埼玉県熊谷基地の第2教育群、ただし女性は全て防府南基地)において、自衛官として必要な基礎的教育訓練(隊員としてのしつけ、※教練及び体育の基本動作並びに服務等の基礎的事項の修得、約14週間)を受けるものです。

 課程卒業前に、本人の希望や適性及び組織要求によって「職種」が決定します。卒業後は、職種ごとの術科教育を受け、赴任した部隊の基幹隊員として活躍することとなります。

 ※教練とは、「気をつけ」「右へならえ」「敬礼」などの規定された号令や動作を言います。

学生着隊・受入

学生着隊・受入

 令和2年3月25日(水)及び4月1日(水)に第15期一般空曹候補生が着隊しました。新たに仲間になった新入隊員と自衛隊の基礎を教える班長(教官)との初対面となりました。

入隊・入校式

入隊式

 令和2年4月7日(火)に第15期一般空曹候補生の入隊・入校式が行われました。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学生は全員マスクを着用し、式の隊形も前後左右の間隔を広く取るなどの対策を行いました。また、本来であれば学生の御家族にも出席をいただいておりますが、今年については御家族なしでの入

入隊式

隊・入校式となりました。入隊者は今後の航空自衛官としての飛躍を誓い、課程教育に全力で取り組む決意をしました。

導入期における点検

導入期における点検<

 令和2年4月28日(火)に導入期における点検を行いました。この点検は課程開始から約3週間後に実施され、自衛官として必要な躾(挙措容儀及び整理整頓状況)、教練動作、知識事項等の習得状況を確認するものです。各隊員の点検に向けての努力と成長の跡がうかがえました。

導入期における点検<

駅伝競技会

駅伝競技会

 令和2年5月1日(金)に班対抗の駅伝競技会を行いました。最後まで諦めずにタスキを繋ぎ、敢闘精神と団結心を養いました。

駅伝競技会

体力測定

体力測定

 令和2年5月21日(木)に入隊後初めての体力測定を行いました。左の写真は「走り幅跳び」と「3km走」の様子です。まだまだ伸び代を残す結果でしたが、卒業に向け更なる成長を期待したいと思います。種目は上記の種目の他に腕立て伏せ、腹筋等があり、学生たちは引き続き、体力練成に邁進します。

体力測定

行進露営

行進露営

 令和2年6月15日(月)及び16日(火)に野外行進及び露営等の訓練を基地内において行いました。今回は災害派遣を想定して 、約24kmの行程を速度や隊形を維持して歩きました。 最高気温34度の炎天下のもと、非常に苦しい訓練でしたが、仲間同士で声を掛け合い、訓練を終えることができ、本課程での大きな思い出

行進露営

となりました。

体力測定(2回目)

 令和2年7月9日(木)に本課程における2回目の体力測定を実施しました。学生たちはこれまでの訓練成果を発揮し 、多くの学生が前回(令和2年5月21日(木))の測定より上位の級を取得できました。約3か月半の訓練で強く逞しく成長しました。

完成期体力測定

完成期体力測定

完成期体力測定

完成期における点検

 令和2年7月15日(水)に完成期における点検を受検しました。完成期における点検とは、課程教育で学んだ基礎的知識や基本動作等の修得状況が 設定された教育目標に到達しているかを確認するものです。第2教育群司令が点検官となり、受検した結果、第15期一般空曹候補生課程は、「極めて良好」の評価を受け ました。学生はこれまでの努力が認められたことに喜びを感じ、今後の部隊勤務に向け更に自信を深めることができました。

完成期における点検

完成期における点検

完成期における点検

完成期における点検

完成期における点検

完成期における点検

銃剣道競技会

 令和2年7月16日(木)に班対抗の銃剣道競技会が行われました。学生達は、仲間から大きな声援をうけ、最後まで熱い戦いを繰り広げ、 班としての団結と敢闘精神を高めました。

銃剣道競技会

銃剣道競技会

銃剣道競技会

銃剣道競技会

銃剣道競技会

卒業式

 令和2年7月20日(月)に第15期一般空曹候補生課程の卒業式が行われました。新型コロナウィルス感染防止のため、残念ながら、ご家族の出席はかないませんでしたが、 厳しい訓練を乗り越え、学生達は、入隊当初とは見違えるほど強く逞しく成長しました。自衛官としてスタートラインに立った彼等の今後の活躍に期待します。

卒業式

卒業式

卒業式

卒業式

卒業式

卒業式

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