今回の調査結果によれば、騒音の影響の範囲は、現行の第一種区域等の指定の基
となった昭和60年度調査に比べて、年間の総飛行回数が約5割減少し、騒音の高いジ
ェット機の1日の標準的な飛行回数が約6割減少したことにより、全体的に縮小していま
す。

  ・第一種区域(75WECPNL以上)は全般的に縮小
  ・第二種区域(90WECPNL以上)は縮小し、みなし第二種区域内に含まれる。
  ・第三種区域(95WECPNL以上)は飛行場内に含まれる。


【参考1】調査対象機種
      昭和60年度:T−2
              T−33等
      平成17年度:F−2
              T−4、U−125、UH−60、C−1等


【参考2】飛行回数

※ 飛行回数は重み付けを行った回数

【参考3】騒音度調査結果による騒音コンター(WECPNLコンター図)


【参考4】調査結果の妥当性
      調査結果については、音響の専門家からなる「松島飛行場WECPNLコンター
    検討委員会」において、その作成過程などを審議して頂いた結果、妥当であると
    の評価を得ています。


[松島WECPNLコンター検討委員会]
  委員長 安岡 正人(東京理科大学 工学部 教授)
  委  員 田村 明弘(横浜国立大学大学院 工学研究院 教授)
  委  員 橋本   修(日本大学 理工学部 助教授)
  委  員 山田 一郎(財団法人空港環境整備協会航空環境研究センター所長)





区  分 前  回 今  回 増  減
年間の総飛行回数 約52,000回 約27,000回 約5割減少
1日の標準的な飛行回数 337回 176回 約5割減少
騒音の高い
ジェット機
T−2 270回 F−2 103回 約6割減少