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日米共同訓練(ノーブル・フージョン22)の実施について

 10月19日~21日までの間、IPD22第2水上部隊の護衛艦「きりさめ」は、米海軍沿海域戦闘艦「OAKLAND」とともに、南シナ海において日米共同訓練(ノーブル・フュージョン22)を実施しました。
 護衛艦「きりさめ」艦長 坂田淳 2等海佐は、「本訓練を通じて、部隊の戦術技量の向上及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。本艦は、日本出国から約4か月の間、太平洋島しょ国を中心に10か国に寄港するとともに、16回の共同・親善訓練を実施し、各国との友好親善、防衛協力及び相互理解の深化を図りました。また、IPD22を通じて、「力による一方的な現状変更の試みは許さない」という我が国の強い意志を体現するとともに、同地域における海上交通の安全を確保することで、国際社会の繁栄に貢献しようとする我が国の強い決意を示せたものと考えます。」と述べました。
自衛艦隊は、米海軍と平素から連携して共に行動し、様々な不測事態に対する共同対処能力の維持・強化を図るとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国と緊密に連携しています。また、法に基づく海洋秩序を擁護し、グローバルな課題に対処し、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。