教育参考館展示品の紹介
第1回
吉田松陰の書
日本の植民地化を危惧した幕末の思想家、兵学者であり、松下村塾の主催者として有名です。
勝海舟の書
明治海軍の生みの親と言われ、万延元年(1860年)に咸臨丸で福沢諭吉らと太平洋を横断し、アメリカ(サンフランシスコ)へ渡航したことで有名です。
海軍大将 山本権兵衛(海兵2期)が使用した裁縫道具日露戦争当時の海軍大臣で海軍力強化、日本海軍の育ての立役者であり、
東郷中将を連合艦隊司令長官に推した人物です。
海軍中佐 広瀬武夫(海兵15期)の胸像
旅順港口閉塞作戦に従事したことで有名です。
戦艦陸奥 御紋章
昭和28年(1953年)に柱島沖より引き揚げられたものです。
巡洋艦青葉 御紋章
昭和26年(1951年)の解体時に取り外されたものです。
軍艦 日進将官室(模造)
この部屋は、昭和10年(1935年)に廃墟となった一等海防艦『日進』の将官室の天窓と船窓とを利用し、教材として模造されました。
『日進』は山本五十六(海兵32期)が少尉候補生として乗艦していた艦で有名です。
第2回 『特殊潜航艇(甲標的)』
教育参考館横に展示している特殊潜航艇は、昭和16年、真珠湾攻撃に参加した5隻の内の1隻で、昭和35年に引き揚げられ、翌年日本に返還され本校で保存することになりました。
国内では、唯一現存する貴重なものであり、戦時中は、隠匿するために甲標的と呼称していました。
艇内で発見された乗員の作業服
艇内で発見された乗員の靴と手袋
引き揚げられた際の特殊潜航艇内部の写真
平成21年12月にTV(NHK)放映されました。
第3回 『「膽 之」(たんし)』
日露戦争で日本軍を率いた陸海軍の将星62名の墨跡を集めて製本された「膽之」 は、大山巌や山本権兵衛をはじめ、小説「坂の上の雲」の主人公である秋山兄弟の見事な墨跡も収められています。
秋山好古の書 「自学自活」
秋山真之の書 「鯉の滝登り」
第4回 『坂本龍馬』