「航空自衛隊(根室)のお仕事」

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輸送員

輸送員
【根室で勤務する場合】
 航空自衛隊の基地における輸送員の主な業務は、人員及び装備品等の輸送です。人員や装備品等を各基地や訓練場に移動させる事により、単なる人、物という価値から戦力という価値に増大させる重要な任務です。そして、確実に目的地へ到着させるために、車両、JR及び民間会社等から効率的な輸送手段を決定し業務を行っています。
 また、19才で普通・中型自動車免許を超えて、すぐに大型自動車免許を取得する事ができ、部隊の戦力として重要な隊員になり活躍する場面が広がります。また、将来の再就職に有利です。
 根室の部隊では車両で人員を輸送する主な業務として、勤務交代者の移動、出張者及び来客等の駅又は最寄り空港への送迎等があります。貨物の場合は最寄りの空港へ持ち込みや引き取り、場合によっては日夜問わず千歳基地まで長距離輸送をすることもあります。
 根室の部隊には、様々な種類の車両があり、冬には雪道も運転することが多々あるため、先輩輸送員の指導の下で輸送員は高い操縦技術を習得する事ができます。

【根室以外で勤務する場合】
 現在、航空自衛隊には定期的に輸送機が離発着する基地が全国にあります。これらの基地における輸送機に関する主な仕事の内容は、空港業務があり、輸送機に搭乗する人の受付業務や貨物の積載及び積み下ろしです。
 根室以外の分屯基地でも基本的な業務は変わりませんが、各地域によって、基地の特性があるので地域特性に応じた業務(弾道弾に対応する部隊及び東京近郊のVIPが多い部隊等)が存在します。
 航空自衛隊は、海外でも訓練する機会が多いので、国内と同様に海外でも人員の輸送や輸送機への貨物の搭載等、輸送員の仕事は重要です。
 また、災害発生時には日本全国から集められた救援物資や隊員を被災地に向けて送り届ける任務等もあるため、国内外を通じて、とてもやり甲斐のある仕事を経験することができます。