航空中央音楽隊は、各種の功績に対して、既述の1級賞状2回(オリンピック支援、演奏会を通じての自衛隊認識と親近感高揚)の他、2級賞状1回(平成3年9月19日:各種演奏活動)及び各種の活動に対して多数の感謝状(昭和39年11月26日:オリンピック支援、昭和45年9月14日:万国博支援、平成9年1月17日寛仁親王主催の武道館コンサート等)等を受賞した。平成4年、航空中央音楽隊は米国のマーチ王スーザゆかりのスーサ財団から「ハワード大佐顕彰優秀軍楽隊賞」をアジアで初めて受賞、同年11月17日の第32回定期演奏会(東京厚生年金会館)において駐日米国公使から伝達を受けた。
音楽隊の役割は、自衛隊の儀式等での演奏、隊員の士気の振作、広報である。自衛隊において広報の重要性が高まるとともに、音楽隊にも演奏の質の高さが求められるようになった。そのために、優秀な演奏員の獲得とたゆまぬ訓練により演奏緯度を向上することが必要となっている。 指揮官交代・各種イベント・基地訪問等での演奏活動・民間イベントヘの協力、その他国家的行事での演奏や外国賓客の出迎え時の演奏、外国との交流等ますますその活動範囲は広がっている。<終わり>