航空中央音楽隊は、1961年航空音楽隊として東京都立川分屯基地に発足、1982年航空中央音楽隊となり、防衛大臣直轄の音楽隊として防衛省の式典及び各地での演奏会など年間約100回の演奏活動を行っています。これまで今上天皇即位の礼や東京オリンピックをはじめ、数多くの国家行事及び国際イベントに参加しています。 1992年に世界の優秀な軍楽隊に贈られる「ジョージ S.ハワード大佐顕彰優秀軍楽隊賞」をアジアで初めて受賞し、1995年には静岡県浜松市で行われた世界吹奏楽大会(WASBE)に出演しました。1999年に陸海空自衛隊の音楽隊として初めて、カナダで開催された「ノバスコシア国際軍楽祭」に参加するとともに、アメリカのワシントンD.C.に於いてアメリカ空軍軍楽隊と共演、近年では2018年ドイツ及びオランダ「ミリタリー・タットゥー」、2022年フランス「アルベールヴィル国際軍楽祭」に参加。また2023年にはベトナム防空・空軍音楽隊との合同演奏に派遣されるなど国際交流にも貢献しています。 航空中央音楽隊は多様な任務に対応するため2023年東京都府中基地に移転し、これからも吹奏楽のあらゆる可能性を追求し様々なジャンルの演奏に挑戦し続け、演奏会、SNS、動画配信を通じて国民と自衛隊の架け橋として積極的に活動してまいります。