東富士演習場について

【特徴】

東富士演習場は、静岡県の御殿場市、裾野市、小山町の２市１町にまたがる陸上自衛隊の演習場です。 広さは約８，８００ヘクタールであり、その約６割が民公有地であるという特徴を有しております。 その特徴ゆえに、演習場の使用に関しては、国と地元自治体及び権利者の間で使用協定 （※１）を締結し、５年毎に更新の上、演習場での訓練内容や地元住民の利用などについて条件を取り決めております。
また、使用協定の実施に当たっては、東富士演習場使用協定当事者協議会が設置されており、「東富士演習場使用協定運用委員会（※２）」をはじめとする各種協議機関が設けられています。 さらに、東富士演習場は米軍においても貴重な演習場であり、その使用は地位協定上の施設として取扱われ、通年使用が認められております。

1. ※１　使用協定とは
   東富士演習場を使用することについて、国と地元の利害関係を調整し、相互の便宜を図ること
   を目的とし締結。（現使用協定期間：２０２０年４月１日～２０２５年３月３１日）
   
2. ※２　東富士演習場使用協定運用委員会とは
   東富士演習場使用協定当事者協議会の協議機関の一つ。
   当委員会では演習場の区域、管理に関する事項及び協定条項の運用に関する事項を所管し
   ており、地元側は行政協定当事者（御殿場市、裾野市、小山町）、権利協定当事者代表
   （東富士演習場地域農民再建連盟）、協定立会人（静岡県）で構成。