第39回防衛問題セミナー開催概要
開催日時:令和元年11月17日(日)1500~1700
開催場所:奄美観光ホテル(鹿児島県奄美市)
     
█ テーマ:島嶼防衛を考える~新編 奄美警備隊の役割~
 ○第1部
   演 題:「島を守ることとは・・・」  

   講 師:日本大学危機管理学部   教授     勝股 秀通
 ○第2部
   演 題:「奄美大島に所在する陸上自衛隊の概要」 

   講 師:陸上自衛隊奄美警備隊長  1等陸佐  平田 浩二 
《セミナー概要》

  11月17日(日)、鹿児島県奄美市の奄美観光ホテルにおいて、九州防衛局は「島嶼防衛を考える~新編 奄美警備隊の役割~」をテーマに【第39回防衛問題セミナー】を開催しました(来場者約130名)。

 まず廣瀨律子九州防衛局長による主催者代表挨拶に始まり、2部構成の講演が行われました。

 講演の第1部は、「島を守ることとは・・・」と題して、日本大学危機管理学部教授の勝股秀通氏が、ご自身の記者時代のエピソードを織り交ぜながら南西地域の自衛隊配備の意義について講演しました。勝股教授は中国の軍事力の現状や南シナ海、東シナ海での動きを踏まえた上で、有事発生の予見・回避の重要性を説き、防衛の空白地域となっている南西諸島方面への自衛隊配備は我が国の平和と安全を維持する上で大きな抑止力になることを分かりやすく解説しました。

 第2部は「奄美大島に所在する陸上自衛隊の概要」と題して、陸上自衛隊奄美警備隊長の平田浩二1等陸佐が、平成31年3月に開設された奄美駐屯地等の概要について講演しました。平田1佐は昨今の我が国を取り巻く厳しい安全保障環境や自衛隊の災害派遣活動の重要性の高まりに触れつつ、奄美駐屯地等の開設の意義や活動状況について詳しく説明しました。

 最後に、共催者を代表して朝山毅奄美市長からご挨拶を頂き、セミナーは終演しました。

 セミナーに集まっていただいた約130名の地域住民の皆様は、安全保障に高い関心を持って真剣なまなざしで講演に聞き入っていました。

 九州防衛局では、今後も防衛省の諸施策や自衛隊の活動についてより多くの方々に理解していただくため、九州各地で【防衛問題セミナー】を開催してまいりますので是非ご参加下さい。

 
会場の様子 廣瀨九州防衛局長による主催者挨拶
講演する勝股教授
講演する平田1佐
朝山奄美市長による共催者挨拶
 

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