第15回防衛問題セミナー開催概要
  開催日時:平成22年12月20日(月)
  開催場所:熊本市手取本町6−1
 テーマ陸上自衛隊の災害に際しての活動全般
 講  師:
陸上自衛隊西部方面総監部防衛課 
        猪口哲朗3佐  
 テーマパキスタン洪水への対応
 講  師:陸上自衛隊第4後方支援連隊長
        石崎敦士1佐
 テーマ口蹄疫への対応
 講  師:陸上自衛隊第43普通科連隊長 
        九鬼東一1佐
   
                                                  挨拶をする九州防衛局長   
≪セミナー概要≫
 

平成22年12月20日(月)、熊本県熊本市の鶴屋ホールにおいて、第15回防衛問題セミナーを開催しました。今回のセミナーは、災害に対する自衛隊の活動として「パキスタン洪水への対応」「口蹄疫への対応」というテーマで行いました。
 
最初にセミナー主催者として当局の廣P行成局長が挨拶した後、西部方面総監部防衛課 猪口哲朗3佐から、陸上自衛隊の災害に際しての活動全般について、過去の事例などを紹介しながら、手続きの流れや対応の考え方等の説明が行われました。
 
次に、昨年7〜8月に発生したパキスタン・イスラム共和国における大規模な洪水被害に際し、派遣された国際緊急航空援助隊の隊長を務めた第4後方支援連隊長 石ア敦士1佐から「パキスタン洪水への対応」と題して、ヘリコプターを使った支援活動や、日本とパキスタンとの環境や習慣の違いなどについて、また、昨年4月、宮崎県内で発生した口蹄疫への対応について、災害派遣を行った第43普通科連隊長 九鬼東一1佐から、現地で実際に行った防疫処置及び埋却作業などについて、スライドなどを使って詳しい説明がありました。
 
セミナーの参加者は、スライドを見ながら熱心に聞き入っており、参加者の中から、日本と風土の異なるパキスタンでの努力に頭が下がるとの意見や、畜産関係者として、口蹄疫に対する自衛隊の対応に謝辞を表された方もいらっしゃいました。
 
九州防衛局では、防衛省の諸施策について、より多くの方々から理解と協力が得られるよう、今後も各地でセミナー等を開催する予定です。

≪セミナー風景≫
 
左 陸上自衛隊第4後方支援連隊長 石崎敦士1佐
  中 陸上自衛隊第43普通科連隊長 九鬼東一1佐 
  右 陸上自衛隊西部方面総監部防衛課 猪口哲朗3佐

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