自衛官の採用種目を知る
自衛官の採用種目にはどのようなものがあるのか説明します。また受験資格についてもご案内します。
自衛官採用種目(特に記載がない場合の年齢起算日は令和6年4月1日)
自衛隊幹部候補生
陸・海・空各自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を養成する制度
受験資格
【一般】大卒程度試験/22歳以上26歳未満(20歳以上22歳未満は、大卒(短大除)見込含)、修士課程修了者等(見込含)は28歳未満)院卒者試験/修士課程修了者等(見込含)で20歳以上28歳未満
【歯科】専門の大卒(見込含)で20歳以上30歳未満
【薬剤科】専門の大卒(見込含)で20歳以上28歳未満※詳細は募集要項
医科・歯科幹部自衛官
陸・海・空各自衛隊の衛生部門において、隊員の医療、健康管理等の業務に携わる幹部自衛官となる者を採用する制度
受験資格
医師免許又は歯科医師免許を取得者で別に示す条件を満たす者
キャリア採用幹部
陸上、海上、航空各自衛隊の技術分野で活躍する幹部自衛官となる者を採用する制度
受験資格
大卒(短大除)で別に示す条件に該当する者
技術曹
技術分野で即戦力として活躍する自衛官となる者を採用する制度
受験資格
20歳以上で別に示す国家免許資格等を有する者
海上・航空自衛隊航空学生
海上・航空自衛隊のパイロット等を養成する制度
受験資格
海上自衛隊/高卒(見込含)18歳以上23歳未満の者航空自衛隊/高卒(見込含)18歳以上24歳未満の者
自衛隊一般曹候補生
陸上・海上・航空各自衛隊の曹となる自衛官を養成する制度
受験資格
18歳以上33歳未満の者
自衛官候補生
所要の教育を経て3カ月後に2等陸・海・空士に任用 陸上は1年9カ月、海上・航空は2年9カ月を1任期(2任期目以降は各2年)として勤務する制度
受験資格
採用予定月の1日現在18歳以上33歳未満の者
学生採用種目(特に記載がない場合の年齢起算日は令和6年4月1日)
防衛大学校学生
将来、各自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を4年間の修業期間において養成する制度
受験資格
推薦/高卒(見込含)18歳以上21歳未満で、学校長が推薦する者
総合選抜/高卒(見込含)18歳以上21歳未満の者
一般/高卒(見込含)18歳以上21歳未満の者
防衛医科大学校(医学科)学生
将来、医師である幹部自衛官となる者を6年間の修業期間において養成する制度
受験資格
高卒(見込含)18歳以上21歳未満の者
防衛医科大学校(看護学科)学生
将来、看護師・保健師である幹部自衛官となる者を4年間の修業期間において養成する制度
受験資格
高卒(見込含)18歳以上21歳未満の者
陸上自衛隊高等工科学校生徒
中学校卒業者を対象とした、将来陸上自衛隊の専門技術者(技術係)となる者を養成する制度
受験資格
推薦/中卒(見込含)15歳以上17歳未満の者で別に示す条件に該当し中学校長等が推薦できる者
一般/中卒(見込含)15歳以上17歳未満の男子
その他採用種目
自衛隊貸費学生
大学(大学院)に在学する学生で、理学又は工学を専攻し、修学後専攻した学術を応用して自衛隊に勤務しようとする学生に学資金を貸与する制度
受験資格
技術/大学の理学・工学部(別に示す学科を専攻)の3・4年次又は大学院修士課程に在学し、正規の修業年限を終わる年の4月1日現在で26歳未満(大学院修士課程在学者は28歳未満)の者
予備自衛官補
一般社会人や学生の方を予備自衛官補として採用し、教育訓練修了後、予備自衛官として任用する制度
受験資格
一般/18歳以上52歳未満の者
技能/18歳以上で別に示す国家免許資格等を有する者