Q.01 自衛官の階級構成について教えてください
Q.02 自衛官の仕事の種類(職種、職域)について教えてください
Q.03 自衛隊に入ると、どんな資格が取得できますか?
Q.04 衣食住はどうなっているのでしょうか?
Q.05 自衛官の身分は、どのようなものですか?
Q.06 任期制自衛官とはどのようなものですか?
Q.07 海上自衛隊で船に乗ると給料が上がるのですか?
Q.01 給与は、いくらですか?
Q.02 昇給はどのくらいのペースで上がりますか?
Q.03 どのような手当がありますか?
Q.04 定年はいつですか?
Q.05 退職金は出ますか?
Q.06 福利厚生はどうなっていますか?
Q.07 三重県で勤務はできますか?
Q.01 自衛官への応募から採用への流れは、どうなっていますか?
Q.02 自衛官等採用試験を受験しようと思っているのですが、過去の問題集は入手できるのでしょうか?
Q.01 自衛隊に入隊したら、どこで生活するのですか?
Q.02 入隊する時に、私服・日用品は何を携行するのですか?
Q.03 入隊する時に、現金等の所持金はいくら位が適当ですか?
Q.04 入隊後、どのような教育を受けるのですか?
Q.05 入隊後(新隊員教育隊)は何人部屋になりますか?また、部屋区分等はどのように決まりますか?
Q.06 制服・戦闘服は支給されるのですか?それとも自分で買うのですか?
Q.07 訓練中に怪我等をした場合は、どうなるのですか?
Q.01 隊員の皆さんは普段、どのような食事を食べていますか?
Q.02 隊員が食べている食事は、誰が作っているのですか?
Q.01 私は運動する事が苦手なのですが、自衛隊に入ることはできますか?
Q.02 泳げない人でも海上自衛隊で勤務できますか?
Q.03 自衛官の皆さんはどのようにして、身体を鍛えているのですか?
Q.04 私はスポーツが大好きなのですが、自衛官になった場合、スポーツ大会等に参加できますか?
Q.01 自衛官の日常生活は、どのようなものですか?
Q.02 隊舎(寮)内にある施設について、どのようなものがありますか?
Q.03 自衛隊では衣食住はタダと聞きますが本当ですか?
Q.04 普段寝る時は、和室ですか?洋室ですか?
Q.05 隊員の休日はいつですか?
Q.06 外出時間は決まっているのですか?
Q.07 休暇は、計画的にとれますか?
Q.08 私は女性ですが、髪を伸ばすことはできますか?化粧やマニキュアは?
Q.01 休日はちゃんとあるのでしょうか?
Q.02 学生の頃、あまり運動をしていなかったのですが、体力的に心配ありませんか?
Q.03 自由時間は、一日何時間くらい持てますか?
Q.04 外出・休暇はいつからできますか?
Q.05 携帯電話は使えますか?
Q.06 教育終了後の部隊勤務では、普段どんな訓練を行っていますか?
Q.07 他の公務員に比べ、退職年齢が早いようですが、再就職のサポート態勢はどうなってますか?
Q.08 隊員は雨の日には傘をささないと聞きましたが、本当ですか?
Q.09 自衛官の制服に付いているバッジのようなものについて教えてください
Q.01 自衛官の階級構成について教えてください
A.01 下の画像が階級構成の一覧表です。
Q.02 自衛官の仕事の種類(職種、職域)について教えてください
A.02 陸・海・空、それぞれに沢山の職種・職域があります。
陸上自衛官は全国に約160ヶ所の駐屯地などで16職種に分かれて勤務しており、海上自衛官は約30ヶ所の
基地などに約50職域で勤務しています。航空自衛官は、約70ヶ所の基地などで、約30職域に分かれて勤務しています。
各自衛隊での代表的な職種は「自衛隊を知る」ページの外部サイトリンク集「自衛隊でのお仕事」で紹介しています。
Q.03 自衛隊に入ると、どんな資格が取得できますか?
A.03 職種・職域により、様々な資格取得の機会が与えられています。
自動車整備士や大型自動車運転免許、けん引免許、小型船舶操縦士、パイロットなどの乗り物に関するもの、
救急救命士や准看護士といった医学・介護関連、情報処理やパソコン検定などのIT系などバリエーション豊かな
ラインナップです。仕事の内容に応じて資格取得のための機会が与えられますが、自衛隊側が用意するものは
あくまで機会ですので、最終的には本人の意思と努力によって資格が取得できます。
Q.04 衣食住はどうなっているのでしょうか?
A.04 一切、お金は掛かりません。
駐屯地や基地等に居住する義務を負っている者は、食事・宿泊等の経費は掛かりません。また、制服・作業服等、
身の回りの被服類や寝具等も支給又は貸与されます。ただし、教育隊を卒業し部隊へ配属になった場合は私有の
電化製品の使用状況に応じて電気代のみ(数百円程度)徴収されることがあります。
Q.05 自衛官の身分は、どのようなものですか?
A.05 特別職国家公務員になります。
防衛省・自衛隊の職員は、自衛官もその他の職員(事務官等)も、ほとんどが「特別職国家公務員」です。他省庁の職員である「一般職国家公務員」とは、適用される根拠法令が異なる以外は、特に大きな差異はありません。
Q.06 任期制自衛官とはどのようなものですか?
A.06 陸上が1年9ヶ月、海上・航空は2年9ヶ月を1任期(2期目以降は2年)として
勤務する制度です。
入隊と同時に自衛官候補生に任命され、3ヵ月後に2等陸・海・空士に任用されて、各部隊に配属されます。
任期制自衛官の魅力は、任期満了時に引き続き自衛官を希望するか、民間企業に就職するか、試験を受けて定年制の
陸・海・空曹になるか、自分の希望にあわせてキャリアアップの方法を選択できる点です。
将来は、家業を継ぐのだけれど、若いうちにいろんな経験をしてみたい人、また将来どんな職業に就くかまだ決めていないので、
とりあえず集団生活の中で自分の可能性を試してみたい人など、いろいろな人がいます。
また、任期制自衛官ならではの手当として、任期終了の都度、特例の退職手当が支給されます。1任期と2任期の
合計で約200万円程度になります。
任期満了の退職予定自衛官には、就職のための教育が実施されます。また、入隊3年目以上の任期制自衛官には
技能訓練、警察・消防等の公務員試験を前提として公的部門受験対策講座や雇用協力企業による合同企業説明会も実施しています。
国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実施しています。企業側からも積極的に採用したいという
声が寄せられています。
Q.07 海上自衛隊で船に乗ると給料が上がるのですか?
A.07 手当が支給されます。
海上自衛隊で護衛艦などの船に乗り組むと、基本給の33%(潜水艦は45.5%)の乗組手当が支給されます。
また、船が出港するたびに航海手当が支給されます。
Q.01 給与は、いくらですか?
A.01 基本的には、階級などによって決まっています。
陸上、海上、航空自衛隊の所属や男女の性別による給与の差は基本的にありません。
初任給は、入隊した時の採用区分によって違いますが、例えば2等陸・海・空士の場合は月額約17万円で、
ボーナスに相当する期末・勤勉手当が年2回(6月・12月、計約4.5ヶ月分)あります。
さらに、自衛官は制服や食事、住居(駐屯地等で居住する義務を負っている者)などが無料ですので、その分を考えるとお得です!
Q.02 昇給はどのくらいのペースで上がりますか?
A.02 自衛官の昇給は年に1回、勤務成績により行われます。
また、通常の昇給とは異なりますが、上級の階級に昇任した時は、給与額が上がります。
Q.03 どのような手当がありますか?
A.03 勤務の形態によって、次のような手当が支給されます。
【手当の一例】
航空手当、乗組手当、落下傘隊員手当、航海手当、営外手当、爆発物取扱作業手当、南極手当、災害派遣等手当、
国際緊急援助等手当等、などがあります。
Q.04 定年はいつですか?
A.04 階級により定年年齢が決まっています。
定年年齢は以下の表を参考にしてください。
階級 | 定年年齢 |
---|---|
将・将補 | 60歳 |
1佐 | 57歳 |
2佐・3佐 | 56歳 |
1尉~1曹 | 55歳 |
2曹 | 53歳 |
3曹 | 53歳 |
Q.05 退職金は出ますか?
A.05 もちろん支給されます。
3曹以上の自衛官が定年退職する場合は、退職時の階級や勤続年数などに応じた退職手当が支給されます。
また、任期制自衛官が任期終了の都度に、下記の特例の退職手当が支給されます。
区分 | 1任期 | 2任期 |
---|---|---|
陸上自衛官 |
約58万円 |
約145万円 |
海上自衛官 |
約95万円 |
約151万円 |
Q.06 福利厚生はどうなっていますか?
A.06 福利厚生は、防衛省共済組合が大きな役割を担っています。
共済組合直営の宿泊施設や野球場、テニスコートや、提携している保養施設などを割安で利用することが可能です。
他にも健康保険や年金などの制度が整えられており、各種の助成・斡旋(あっせん)、貯金、貸付、生活必需品の販売なども行い、
駐屯地・基地には食堂、売店、理容室などの施設も完備しています。また、防衛省・自衛隊には
独自の病院がある他、各駐屯地・基地には医療施設が設けられており、自衛官はその医療施設で受診すれば
医療費はかからないなど、優れた健康管理体制も自慢の一つです。
Q.07 三重県で勤務はできますか?
A.07 希望勤務地と希望職種(職域)が考慮されますが、希望どおりにならない可能性もあります。
一般的に、部隊に配属の際には希望勤務地と希望職種(職域)が考慮されますが、希望者が多い場合には
希望どおりにいかない場合もあります。
Q.01 自衛官への応募から採用への流れは、どうなっていますか?
A.01 志願書類を入手し、提出して応募します。
試験を受験して、合格できれば採用というのが大きな流れです。募集種目により受付時期、応募資格、試験日時、
試験場所、試験内容などは細かく異なっており、詳しい内容は自衛隊三重地方協力本部ホームページの
資料請求にアクセスして、資料を請求してください。三重県には各地域事務所等が5ヶ所あり、
担当広報官が説明にお伺いいたします。ちなみに、受験料は無料です(試験場所までの交通費や宿泊費は除く)。
Q.02 自衛官等採用試験を受験しようと思っているのですが、過去の問題集は入手できますか?
A.02 過去の試験問題集は、近くの書店などで購入できます。
例えば「自衛官採用試験問題集」や「自衛官採用模擬試験」などという問題集もあります。
また、三重県内には各地域事務所等が5ヶ所あり、各事務所にも過去の問題集を置いておりますので、
気軽にご相談ください。
Q.01 自衛隊に入隊したら、どこで生活するのですか?
A.01 駐屯地または基地などの中にある隊舎(寮)で生活します。
結婚などにより、営外居住(駐屯地または基地の外に居住する事)が許可されると、自宅などから通勤できるようになります。
また、駐屯地・基地の近くには世帯用の官舎(アパートのようなもの)もあります。独身者でも階級や特例の事情により、
営舎外居住できる場合もあります。海上自衛隊で、護衛艦等に乗込む場合は、船で生活しますが、艦外居住が許可されると
自宅などから通勤できるようになります。
Q.02 入隊する時に、私服・日用品は何を携行するのですか?
A.02 基本的には以下のとおりになります。
印鑑(シャチハタ不可)、筆記具(ボールペン「黒・赤」、シャープペンシル、下着、
タオル、洗面具、化粧品(女性のみ)、ジャージ上下、裁縫道具、ランニングシューズ等が必要になりますが、
一部用意している教育隊もある為、入隊先が決定した後に確認をお願いします。
Q.03 入隊する時に、現金等の所持金はいくら位が適当ですか?
A.03 お小遣い(嗜好品等)を含め「3~5万円」位が適当です。
自衛隊では、駐屯地等で起居する義務を負っている者は、食事・宿泊等の経費は掛からない為、給料日(自衛隊の給料日は
原則として毎月18日)までの間に必要とする額となります。入隊直後は、足りない身の回り品等の購入も考えられます。
したがって、お小遣い(嗜好品等)を含め「3~5万円」位が適当です。
Q.04 入隊後、どのような教育を受けるのですか?
A.04 基礎的知識及び技能を修得する為の教育を受けます。
入隊後は、まず自衛官として必要な基礎的知識及び技能を修得する為の教育を受けます。更にそれぞれの専門的な分野
(職種・職域)が決められ、必要な知識及び技術を習得する為の教育を受けた後、部隊等で勤務することになります。
Q.05 入隊後(新隊員教育隊)は何人部屋になりますか?また、部屋区分等はどのように決まりますか?
A.05 約6~10人部屋になります。
入隊する教育隊によって違いはありますが、約6~10人部屋になります。また、部屋区分は入隊者の出身地等を考慮し、
広い範囲の交流を深められるよう均等に区分されます。
Q.06 制服・戦闘服は支給されるのですか?それとも自分で買うのですか?
A.06 貸与されます。
貸与されます。ただしワイシャツ・戦闘服などは決められた枚数しか貸与されません。毎日着るものなので、
さらに数枚自分で購入する隊員もいます。また、貸与された制服や戦闘服は、定期的に更新(交換)してもらえます。
Q.07 訓練中に怪我等をした場合は、どうなるのですか?
A.07 駐屯地医務室等での治療や自衛隊病院での治療・入院には医療費は掛かりません。
自衛官は、駐屯地医務室等での治療や自衛官病院での治療・入院には医療費は掛かりません。また、公務災害の認定を受けた
場合は、民間病院での医療費等についても国が費用を負担する為、本人負担は掛かりません。
Q.01 隊員の皆さんは普段、どのような食事を食べていますか?
A.01 基本的に皆さんと同じような食事をしています。
各駐屯地・基地ごとに栄養士が配置されており、摂取カロリーや栄養のバランスなどを考慮して毎月の献立を考えています。
メニューもカレーや麺類、丼物など様々です。最近ではホームページで食事のレシピを公開している部隊増えてきていますので、気になる方はご覧ください。
Q.02 隊員が食べている食事は、誰が作っているのですか?
A.02 隊員等が調理しています。
海・空自衛隊の部隊では、給養員と呼ばれる専門の隊員で構成される給養小隊(班)という食事を作る部隊がいます。
陸上自衛隊では、駐屯地にいる隊員又は民間人の方(民間企業等へ部外委託等)で調理しています。また部隊によっては料理競技会などを
実施して調理技術の向上に努めています。
Q.01 私は運動する事が苦手なのですが、自衛隊に入る事はできますか?
A.01 身体検査基準をクリアすれば入隊・入校する事ができます。
試験時には身体検査を行いますが、体力検査や運動能力測定などはありません。教育訓練は段階的に行われますので、
健康であれば運動が苦手な人でも徐々に体力が付いていきますので、心配しないで良いと思います。
Q.02 泳げない人でも海上自衛隊で勤務できますか?
A.02 大丈夫です。
入隊してから入る教育隊には、50mの温水プールがありますので約4ヶ月間の教育訓練期間中に、
ほぼ全員が泳げるようになります。
Q.03 自衛官の皆さんはどのようにして、身体を鍛えているのですか?
A.03 自衛官が身体を鍛える為に行う最もポピュラーな運動方法はランニングです。
各部隊などでは、年齢などに基づき年間(または月間)の個人目標走行距離などを設定して、部隊として行っている
持続走訓練だけではなく、課業後(仕事終了後)の余暇時間などを利用してランニングを行っている人も
多くいます。実際に駐屯地・基地を訪れると、季節や昼夜を問わず敷地内をランニングしている隊員の多さに驚くでしょう。
また海上自衛隊の護衛艦など甲板上でも日頃の運動不足を補う為に、よくランニングが行われています。
Q.04 私はスポーツが大好きなのですが、自衛官になった場合スポーツ大会等に参加できますか?
A.04 はい、参加できます。
隊員は様々なスポーツ大会やイベントに参加しています。隊員として参加する大きな大会では、オリンピックや
国民体育大会の様々な種目、全日本実業団対抗駅伝大会、剣道、柔道、銃剣道、レスリングなどの種目における全国大会などが
あります。また個人で参加する大会は、地方公共団体や地域ごとに催されるマラソン大会や各種スポーツ大会、といったイベントなどにも
余暇を活用して多くの隊員が参加しています。
Q.01 自衛官の日常生活は、どのようなものですか?
A.01 週休2日制で、勤務は午前8時15分から午後5時までです。
駐屯地または基地などの中にある隊舎(寮)に居住している場合は陸・海・空または各駐屯地・基地により異なりますが、
だいたい午前6時に起床、午後10時に消灯です。仕事の内容は職種(職域)によって違いますが、例えば経理関係の
職種(職域)ならば、民間の会社の経理部門の人と同じような内容です。
Q.02 隊舎(寮)内にある施設について、どのようなものがありますか?
A.02 基本的な生活ができる程度の施設は全て揃っています。
共同で使用する洗面所、トイレ、洗濯室、乾燥室、シャワー室、自習室などがあります。
Q.03 自衛隊では衣食住がタダと聞きますが本当ですか?
A.03 駐屯地または基地内に居住する隊員については無料です。
食事、被服(制服等)の一部は支給または貸与されますが、私服については自己負担です。食事については朝・昼・夕の
3食が支給されます(月額27,000円相当)。食事は残しても構いませんが、栄養士がバランスの計算をして作っており、また税金による食事なので残さず
食べたほうが良いでしょう。隊舎使用料も入浴も無料です。また、ほとんどの隊舎にはシャワールームが設置されています。
しかし、光熱費は税金でまかなっていますので、入浴時間、消灯時間等が決まっています。
Q.04 普段寝る時は、和室ですか?洋室ですか?
A.04 洋室の部屋になります。
駐屯地・基地によってはシングルベットか2段ベットになります。自衛隊ではベットをシーツ・毛布で
覆って寝る準備をします。イメージとしてはホテルのベットメイキングと一緒です。駐屯地・基地などで行っている
体験入隊などで見ることもできます。また、寝る際の服装は教育期間を除いては自由で特に制約はありません。
Q.05 隊員の休日はいつですか?
A.05 基本的に土曜日、日曜日、祝祭日です。
1週間あたり2日間の割合で休養日を設けるものとしています。ただ災害派遣やその他、緊急時などには休日でも
勤務します。
Q.06 外出時間は決まっているのですか?
A.06 階級により異なりますが、決まっています。
教育期間中または、階級により許可される時間は異なりますが、一例として陸上自衛隊の場合、平日外出(月~金)は、
士が消灯時間22時まで、曹が24時までとなっています。また金曜日(夕)~日曜日(夜)まで連続の外泊(上司の許可が必要)も
可能です。
Q.07 休暇は計画的に取れますか?
A.07 基本的に休暇は計画的に取れます。
休暇は、年間20日以上の有給休暇や夏季、年末年始特別休暇などがあります。災害が発生した場合などの緊急時には、
休暇中でも勤務することがありますが、その場合は代休が付与されます。また、GW、夏季、年末年始等の際にまとまった休暇を取得し、海外旅行に出かけるなど、計画的に休暇を取り、充実した私生活を楽しむことも可能です。
Q.08 私は女性ですが、髪を伸ばす伸ばす事はできますか?化粧やマニキュアは?
A.08 可能です。
可能です。ただし、勤務中は髪を後ろでまとめるなどしなければなりません。自衛官としての品位を保つことができる
髪型であれば特に制限はありません。ただ、髪を金髪に染めるなどの奇抜な髪型は、他の公務員と同じく禁止されています。
またマニキュアは、赤やピンク、アート系デザインのものはできませんが、透明ならば可能です。
化粧ももちろん、たしなみ程度なら問題はありません。
Q.01 休日はちゃんとあるのでしょうか?
A.01 ちゃんとあります。
自衛隊は基本的に週休2日制でその他に祝日・年末年始及び夏季特別休暇、年次休暇などの各種有給休暇もあります。時として休日等に勤務に就くこともありますが、その場合は代休を取得することになります。年間の休暇・休日の日数は120日以上にもなります。
Q.02 学生の頃、あまり運動をしていなかったのですが、体力的に心配ありませんか?
A.02 全く心配ありません。
訓練・運動は個人の能力に合わせ段階的に行っています。また、自衛隊の職種は多様であり、体力依存の少ない職種も多数ありますので、全く心配ありません。
Q.03 自由時間は、一日何時間くらい持てますか?
A.03 課業時間以外が自由時間となります。
原則的には課業(勤務)時間以外は自由時間となります。
Q.04 外出・休暇はいつからできますか?
A.04 入隊後2~3週間で外出が可能となります。
入隊後2~3週間で外出が可能となりますが、教育隊によっては入隊式終了後の週末に外出を許可される場合があります。
なお、平日は特別な理由がない限り許可されません。教育期間中は、やむをえない事情がある場合を除き外泊・休暇は
原則として許可されませんが、ゴールデンウィーク・夏季・年末年始休暇等の長期休暇の際は外泊が許可され、帰省することも可能です。
Q.05 携帯電話は使えますか?
A.05 課業(勤務)時間以外に許可されます。
課業(勤務)時間以外に許可されます。なお、教育隊のしつけ事項として携帯電話を使用できる場所が指定される
場合もあります。
Q.06 教育終了後の部隊勤務では、普段どんな訓練を行っていますか?
A.06 教育終了後は、職種に関する訓練が主体となります。
隊員個人に対する訓練では、それぞれの分野ごとに、また隊員の能力レベルに応じて段階的に行われます。部隊に
対する訓練では、小さな単位の部隊訓練から大きな単位の部隊訓練へとだんだん規模を拡大して、組織として力を発揮できるように訓練を行っています。教育終了後は、各人それぞれに職種が指定され、以後はその職種で任務を遂行するための訓練が主体となります。例えば、通信職種の隊員なら、通信に関する専門的技能のための教育・訓練が主体となります。
Q.07 他の公務員に比べ、退職年齢が早いようですが、再就職のサポート態勢はどうなっていますか?
A.07 国の全面的なバックアップにより、サポート態勢は万全です。
退職予定自衛官には「就職補導教育」のほか、入隊3年目以上の任期制自衛官には「技能訓練」、また警察・消防等の
公務員試験を前提とした「公的部門受験対策講座」や雇用協力企業による「合同企業説明会」も開催しています。
国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実現しています。また企業側からも積極的に
採用したいという声が寄せられています。
Q.08 隊員は雨の日には傘をささないと聞きましたが、本当ですか?
A.08 本当です。
制服・戦闘服を着ている時は、隊員は傘をさしません。雨・雪などの場合は雨衣(カッパ、レインコート)を着る事になっています。
隊員が傘をささない理由は、いつ何が起こっても対応できるように両手を空けているからです。
Q.09 自衛官の制服に付いているバッジのようなものについて教えてください。
A.09 「防衛記念章」と呼ばれるものです。
防衛記念章は、制服の左胸につけ、職務遂行に功績があり表彰された自衛官や国際貢献等の業務に従事した自衛官であることが分かります。