自衛官の俸給月額、ボーナス引き上げ
令和５年１１月２４日公布・施行「防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律」により、自衛官の俸給月額およびボーナスの引き上げ等が行われました。※一部の規定は令和６年４月１日施行
改正内容
１．自衛官の俸給月額の引き上げ等（初任給・若年層に重点を置き全号俸を引き上げ）
＜令和5年4月1日に遡って引き上げ＞
- ２士（高校新卒）
184,300円 → 198,800円（＋14,500円）
- 防衛大学校・防衛医科大学校の学生
120,200円 → 131,300円（＋11,100円）
- 陸上自衛隊高等工科学校の生徒
106,900円 → 117,900円（＋11,000円）
※1：自衛官候補生（初任給157,100円（改定後））は、3月後に2士に任官し、198,800円（改定後）を受給。
※2：事務官等のうち自衛隊教官の俸給表はこの改正法で改定。その他の事務官等の俸給月額は、一般職給与法の改定に連動して改定。
２．学生・生徒等のボーナス引き上げ
＜令和5年12月のボーナスから引き上げ＞
※一般の隊員（自衛官及び事務官等）等のボーナスは、一般職給与法の改定に連動して改定
- 一般の隊員 年間4.4月分 → 4.5月分（＋0.1月分）
- 指定職職員 年間3.3月分 → 3.4月分（＋0.1月分）
３．在宅勤務手当の新設
＜令和6年4月から＞
- テレワーク中心の働き方をする職員に対し、月額3,000円を支給
【参考】年収増への効果（一例）
- 士長（20歳）約26万円増額
- 2曹 （35歳）約11万円増額
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