群馬ちほん日記|自衛隊群馬地方協力本部

令和 4年 8月

メンタルヘルス「箱庭療法」について

自衛隊員は、各部隊等においてそれぞれ部隊相談員が指定され相談できる環境にありますが、医務室には臨床心理士が勤務されており、勤務時間内に相談することができるようになっています(勤務時間外は部外カウンセラーや電話相談等が対応可能です)。

駐屯地又は基地内には臨床心理士(技官)が勤務しています。
予約は専用の電話番号があるのでどなたでも相談できますよ。

転勤による職場や生活環境の変化、地位や役割の変化等による心の不調を感じるとき、自分の考えを整理して仕事や日常生活に活かしたいとき等に利用しているのがカウンセラー室です。

カウンセリングの手段は様々ありますが、ここでは「箱庭療法」についてご紹介したいと思います。

箱庭療法

いろいろなミニチュア玩具がたくさん揃っています。どうやって使うのかな・・・(1/7)
ミニチュア玩具(2/7)
横72Cm・縦57Cm・高さ7cm の箱の中には砂が入っています。中には水も入れられるみたい。(3/7)
たくさんあって・・どれにしようかなぁ。選ぶの楽しいかも(´▽`*)(4/7)
子供の頃に戻ったみたい。夢中になりますね!〈好きなように自由にどうぞ。〉(5/7)
箱庭制作中・・(6/7)
次はどれにしようか。迷いますね。(7/7)

大人の場合は「これをやったら何がわかるの?」「遊んでいるみたい。遊びに来ているわけではないからやらない。」と躊躇するかも知れません。箱庭の中でイメージを膨らませることで心が動き始めます。心が動き出すことで心理療法は進展し、少しずつメンタルヘルスの改善につながっていくのです。

誰もが持っている感覚を使うことで、自分の中にしまい込んでいた遊び心が動き始めます。悩みや心身の不調だけでなく、疲れた時には箱庭を利用してみたらいかがでしょうか。遊び心が動き出すことで新しいイメージが生まれ、日常生活や仕事にも気づきが増えるかもしれません。

「楽しかったです。また来てもいいですか?」〈いつでもどうぞ来てください(^^♪。〉

自衛隊群馬地方協力本部では、陸海空の自衛官を募集中です。 ご興味のある方は、最寄りの県内各募集事務所へお気軽にご相談ください。

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