本文へスキップ

自衛隊旭川地方協力本部

就職援護業務トピックス

「令和5年度 第2回定年退職者直前教育」実施

      

 自衛隊旭川地方協力本部(本部長:高田1佐)は、令和5年8月3日(木)、旭川駐屯地北厚生センター多目的室において、3年以内の若年定年制退職予定隊員14名に対し、「令和5年度第2回定年退職者直前教育」を実施しました。
 本教育は、若年定年制退職予定隊員の雇用情勢や再就職の心構え等の認識及び職業選択の視野拡大を図るとともに、再就職に対する目的意識を啓発し、再就職準備を推進させることを目的に実施するものであり、教育冒頭において本部長は、自衛官は若年定年制という特殊な身分制度であるため定年退職後の生活設計上、一般公務員と比し、不利な立場であることをスライドで説明するとともに、「再就職目的の確立」「感化善導手法の再確認」及び「国防に携わった自衛官としての自負心の堅持」を再就職にあたっての心構えとして説示しました。
 教育は、地本援護課、進路相談員及び部外講師による「再就職後の生活設計」「資格取得教育」「職種選定及びキャリアパス」など全11課目を実施し、受講者たちは熱心に講義を受けていました。
 教育を終えた若年定年制退職予定隊員からは、「求められる資質や望ましい資格・免許を確認できて良かった。」「再就職にどう向き合うべきかを理解した。」等の声が寄せられ、再就職準備促進の必要性を再認識していました。
 自衛隊旭川地方協力本部は、年金受給後の生活安定を見据えた処遇の獲得向上を推進し、管内の活性化と地域経済の発展に繋がるよう就職援護業務に取り組んで参ります。