潜水艦の特徴は、隠密性と攻撃力です。潜水艦の攻撃力は海洋において極めて強大で、航空母艦といえども撃沈が可能です。また、その見えない故の恐怖心、「攻撃されるかもしれない、自分の行動を見られているかもしれない」という猜疑心が呼び起こされ、相手の行動が制約されます。
潜水艦勤務は水上艦艇勤務と比べると様々な制約がありますが、潜水艦乗員は「強い艦に乗って母国周辺海域の最前線で我が国を守っている」という自身と誇りを持って、日々任務と訓練に励んでいます。
潜水艦教育訓練隊 教務科 藤吉1曹
平成15年7月
第1403期海曹士専修科潜水艦課程修業
私は平成14年に自衛隊に入隊し、約15年間潜水艦で勤務しました。入隊したのは27歳になる年でした。それまでは職を転々としたり、引きこもり生活もしていました。今は妻と3人の娘に恵まれ賑やかな日々を過ごしています。
自衛隊に入隊すると適性検査を受け、自分の適性に合った部署に配置されます。私の場合はそれが潜水艦でした。
潜水艦勤務は楽しいことばかりではありません。長い出港や過酷な訓練もあります。でもそのお陰で仲間との絆は深まり、家族との時間の大切さを知ることができました。
皆さんの人生の選択肢の1つに、潜水艦で働くという枠を加えてみてはいかがでしょうか。
海上自衛隊には潜水艦の他に、護衛艦や航空機等のビークルがあり、それぞれ乗組手当が定められています。
| 航空機 | 各階級の最低号俸の60% |
| 護衛艦 | 各階級の現在の号俸の43% |
| 潜水艦 | 各階級の現在の号俸の55.5% |
潜水艦の手当は航空機に比べると55.5%と少し低いですが、階級や号俸が上がるにつれて手当も上がるので、数年後には支給額も航空機の手当より確実に多くなります。