第57次南極地域観測協力
概要
平成27年11月16日(月)~平成28年4月14日(木)、海上自衛隊は砕氷艦「しらせ」により第57次南極地域観測協力を実施しました。
乗組員
砕氷艦「しらせ」艦長 1等海佐 大鋸 寿宣(おおが ひさのぶ)
乗員約180名
行動の概要
協力の概要
第57次南極地域観測協力では、次のような協力を行います。
人員輸送
【往路】
64名(フリーマントル~南極基地)
【復路】
60名(南極基地~シドニー)
物資輸送
【往路】
約1,089トン
【復路】
約370トン(廃棄物等持ち帰り物資)
支援作業
【往路】
ア 艦上観測支援
イ 野外観測支援
ウ 基地設営支援
砕氷艦「しらせ」による豪州観測隊員等の輸送
平成28年2月24日(水)、豪砕氷船「オーロラ・オーストラリス」が荒天のためモーソン基地沖で座礁し、自力航行可能ながら豪観測隊の輸送を断念しました。2月29日(月)、豪政府から南極地域観測統合推進本部長(文部科学大臣)に対し、豪観測隊員帰国に係る支援の要請があり、3月4日(金)、統合幕僚長から、豪観測隊員等の輸送の指示を受けた横須賀地方隊所属 砕氷艦「しらせ」は、3月6日(日)、モーソン基地から豪州観測隊員を無事に乗艦させ、ケーシ基地沖までの輸送を行いました。