水陸両用戦機雷戦群について

群司令・先任伍長挨拶
水陸両用戦機雷戦群司令  海将補 佐藤 正博(さとう まさひろ) 
 

水陸両用戦機雷戦群のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
この度、令和8年8月3日付、両機戦群司令を拝命いたしました、佐藤正博です

(宮崎県延岡市島浦町出身)

 水陸両用戦機雷戦群は、長崎県佐世保市に司令部を置き、直轄艦「いせ」、掃海艦艇2~4隻からなり全国にまたがって展開する第1~第7機雷戦隊、輸送艦3隻及びエアクッション艇6隻からなる第1水陸両用戦隊及び戦術支援等を任務とする水陸両用戦機雷戦戦術支援隊から編成されています。

 水陸両用戦機雷戦群の主な任務は、「水陸両用作戦」と 「機雷戦」です。「水陸両用作戦」とは、上陸部隊を海上から陸上に展開させるための一連の作戦のことを指し、 「機雷戦」とは、自由な海洋利用を妨害しようとする機雷の脅威を排除し、艦船の安全な航路を確保する作戦等をいいます。

 水陸両用戦機雷戦群が「水陸両用作戦」、 「機雷戦」という2つの主要な任務を果たすためには、以下の勤務方針を掲げ、日々部隊の活動に邁進しております。

「修練・即応」

この勤務方針には、日々の覚悟を持って修練し、直面する荒波を凌ぎつつ備える(即応する)

ことを掲げました。頼れるものは、昼夜を分かたぬ修練で築き上げた自分と部下の練度のみです。

内一丸となって、明るくはつらつと、必ず任を全うします。

海上自衛隊・水陸両用戦機雷戦群の活動の状況は、以下のリンクにて随時更新しております。

防衛省 海上自衛隊 公式X:@JMSDF_PAO

          公式インスタグラム:@jmsdf_pr

水陸両用戦機雷戦群司令部 公式X:@JMSDF_A_MF_HQ

海上自衛隊・水陸両用戦機雷戦群公式Xなどで随時更新しております。迫力あふれる水陸両用戦機雷戦群の隊員達の姿を是非ご覧頂きますとともに、今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 水陸両用戦機雷戦群司令 海将補 佐藤 正博

掃海隊群先任伍長    海曹長  本田 健太郎(ほんだ けんたろう)

 

 掃海隊群としての歴史に幕を閉じ、新しい時代に対応すべく、令和83月「水陸両用戦機雷戦群」が新設しました。

 ここまで戦後、掃海に対する技術は世界トップクラスであり、水陸両用作戦においてもこの約10年間で大きく変化しました。今では陸海空3自衛隊が一つとなり、作戦に対する統合運用を進めており、あらゆる事象に対応するべく、日々訓練に邁進しております。また、米軍をはじめとした各国海軍とも共同訓練を実施し、緊密な関係構築に努めております。

 部隊新編においては、旧護衛艦隊である水上艦隊の隷下となり、あらゆる事態に対応できる組織作りに尽力するとともに、どのような困難に対しても全隊員が一つとなって立ち向かっていきます。

 「誠実・精強」国民の皆様の信頼と期待に応えるべく、任務に邁進してまいりますので、今後とも皆様のご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

           水陸両用戦機雷戦群先任伍長  海曹長  本田 健太郎

 歴 

H 7. 3    佐世保教育隊第5期補士入隊

H 7. 9  護衛艦はるな

H10. 7  護衛艦あさかぜ

H11.11  護衛艦こんごう

H15. 6  護衛艦ゆうだち

H16. 6  砕氷艦しらせ

H18. 6  掃海艇あおしま

H22. 6  掃海艇ひらしま

H28. 1  護衛艦はるさめ

R 5. 3  護衛艦みくま

R 8. 1  掃海隊群司令部

R 8. 3  水陸両用戦機雷戦群司令部


掃海部隊の紹介

掃海隊群ロゴマークについて                           「令和」という新しい時代が幕を開けた今、掃海隊群は、新たな時代のニーズに適合した部隊へと更なる進化を遂げる時期に来ています。「令和の時代に相応しい掃海隊群」を創り上げるための「旗印」として、この度、掃海隊群のエンブレムを新しくしました。
 新エンブレムは、これまでのエンブレムのデザインである「機雷」を鷲掴みにする「竜」を受け継ぎつつも、三つの頭を持つ「竜」をモチーフに新たな時代を翔ける掃海隊群を表現しています。
 三つの頭を持つ竜には、二つの意味が込められています。その第1は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の「3」自衛隊による「統合」を表現しています。その第2は、掃海隊群が担任する「機雷戦」と「水陸両用戦」という2つの「戦い(任務)」に加えて、それ以外の事態にも果敢に挑む我々の気概、すなわち「挑戦」という三つ目の「戦い(任務)」を表しています。
 また、エンブレムに記された「守護」の文字は、掃海隊群が担当する「機雷戦」による我が国の海上交通の保護、そして、「水陸両用戦」による味方部隊の安全な任務遂行を意味します。
 我々は、このエンブレムに込められた意味を胸に刻み、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊による「統合」を推進する原動力となるとともに、「機雷戦」と「水陸両用戦」に加え、あらゆる任務に果敢に「挑戦」し得る「精強性」と「即応性」を有する部隊を錬成し、もって国民の皆様の御負託に応える所存でありますので、今後とも御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
掃海隊群の誕生
 昭和29年7月に自衛隊が発足、同年10月に防衛庁長官直轄部隊として第1掃海隊群が新編され、更に昭和36年には自衛艦隊の下に第2掃海隊隊群が新編、昭和44年には第1掃海隊群も自衛艦隊の下に編入されました。これ以降、第1掃海隊群は主に業務掃海と諸訓練を、第2掃海隊群は主に戦術その他の研究開発を担当しました。
掃海隊群は平成12年3月に第1掃海隊群と第2掃海隊群が1つに集約されて誕生した部隊です。
掃海隊群の保有艦艇
平成28年7月1日付で掃海隊群(司令部・横須賀)は新たな部隊改編を実施しました。
その一つは、大型輸送艦3隻で編成する第1輸送隊(呉)を隷下に編入するとともに、司令部要員の増員を得て、海上自衛隊で唯一の「水陸両用戦部隊」となったことであり、これにより従来にも増して、陸上自衛隊水陸両用部隊や航空自衛隊、更には米海軍・海兵隊とともに様々な訓練に参加するようになりました。
一方で機雷戦部隊も第1及び第3掃海隊において、掃海母艦と掃海艦艇を組み合わせた隊編成とする改編を実施し、機雷戦部隊の運用効率向上を図っています。

 掃海隊群の保有艦艇 (令和7年3月12日現在)                
■掃海母艦:「うらが」型×2隻
■掃海艦: 「あわじ」型×4隻
■掃海艇: 「ひらしま」型×3隻
■掃海艇: 「えのしま」型×1隻
■輸送艦: 「おおすみ」型×3隻
■エアクッション艇:「1号」型×6隻
任務・訓練等
戦後の日本の沿岸海域には米国が敷設した約10,700個の機雷と日本海軍が防御用として敷設した約55,000個の機雷が残存していました。これらの機雷による船舶の沈没などの被害から海上交通の安全を確保することが、わが国復興上の急務とされ航路啓開業務が行われました。
昭和25年には連合軍の要請により朝鮮戦争で敷設された機雷の除去に派遣され、平成3年には湾岸戦争後のペルシャ湾掃海作業のため、自衛隊初の国際貢献として海外に派遣されるなどの活動をしてまいりました。
また、大型掃海母艦の特性を活かし災害時の物資補給や掃海艇等の機動性を用いて捜索救援に従事しております。
平成20年3月、海上自衛隊体制移行に伴い、掃海隊群司令が地方隊掃海隊及び地方隊水中処分隊の水中処分班に対しても練度管理統括者として部隊を育成、向上させる役割を担い、年に約3回の機雷戦訓練と年に1回の実機雷処分訓練を実施しております。