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第1航空群司令あいさつ



令和6年新年あいさつ

 新年おめでとうございます。
 皆様方におかれましては、良き新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
また、海上自衛隊鹿屋航空基地隊員一同を代表して、旧年中に賜りました数々のご支援、ご協力に対し深く感謝申し上げます。
 令和6年早々の元旦には能登半島地震が発生し、これに対して防衛省・自衛隊は統合任務部隊を編組、今この時も行方不明者の捜索救助、被災者支援活動を実施しております。今般の震災によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、翌1月2日には、羽田空港で日本航空516便と今般の被災者支援活動に従事されていた海上保安庁の航空機が接触、炎上するという大事故が生起しました。お亡くなられた海上保安庁職員5名のご冥福をお祈りするとともに、同じく航空機の運航に携わる第一航空群としましても、改めて基本事項の徹底を図り、航空安全に万全を期していく所存です。
 さて、旧年中は新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行されることとなり、また皆様のご協力によりましてエアーメモリアルinかのや2023、夏祭りなどの大きなイベントを無事に実施することが出来ました。本年におきましても海上自衛隊鹿屋航空基地隊員一同、引き続き任務や訓練に励み、不測事態への対応態勢を維持しながら、市民の皆様とともに鹿屋市を盛り上げて参りたいと思います。
 我々は、鹿児島県、鹿屋市をはじめとする地域の皆様の深いご理解と温かいご支援、ご協力を得て初めて安定的に任務や訓練に専念することができます。県内出身者が約6割を占める鹿屋航空基地隊員にとって、皆様の心強いご理解とご協力は何よりの支えであり、我々の活動の基盤となっています。
 本年も皆様のお支えをいただきながら、鹿屋航空基地隊員が一丸となり、国防の任務完遂に向けて邁進するとともに、地域の安全と発展に貢献して参る所存です。
 本年が皆様にとって幸多き年になることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

第1航空群司令 海将補 大西 哲(おおにし さとる)