群司令挨拶


第31航空群司令 海将補
ひらぎ たくひろ
平木 拓宏
  11月1日、自衛隊記念日行事を実施しました。

 祝賀会は実施できませんでしたが、3年ぶりに、コロナ禍以前と同程度の約350名のご出席をいただき、記念式典と祝賀飛行を実施しました。

 岩国航空基地は昭和13年(1938年)、帝国海軍により飛行場の建設が進められ、昭和15年(1940年)に帝国海軍岩国航空隊として部隊が開設、以来、本年をもって82年を迎える伝統ある航空基地です。
  戦後、昭和32年(1957年)に、岩国教育航空派遣隊として海上自衛隊の部隊が新編され、基地の日米共同使用が始まり、昭和48年(1973年)3月には、対潜飛行艇PS-1を主力とした第31航空群が発足しました。以来、情勢の変化に応じて、幾多の組織改編と基地機能の拡充が図られ、現在では駐留する複数の米海兵隊および米海軍の部隊とともに、名実共に日米同盟の中核を担う航空基地へと発展を遂げてきました。
 これも、地元岩国市並びに近隣市町村の皆様の深いご理解と温かいご支援、歴代群司令をはじめとする諸先輩方のご尽力、関係企業の皆様の献身的なご協力の賜物であると、厚く御礼を申し上げます。

 我が国を取り巻く安全保障環境は、これまで以上に速いスピードで厳しさと不確実性を増していますが、我々は、今後とも岩国市をはじめとする地元・周辺自治体等との相互支援、所要の連携強化に努めつつ、岩国航空基地の所在各部隊、各隊員が、他に代わることのできない独特の任務・役割を担う存在であることに「誇り」を持ち、「精強・即応」を旗印に、運用するのは人であることを忘れず、常に現実を直視し、日々腕を磨き、厳しい環境の中においても全力発揮が可能となるよう態勢を整えていきます。与えられた任務の完遂により、我が国の安心・安全が護られることを、今一度、肝に銘じて、隊員一同、一致団結して全力で頑張っていきます。

 皆様におかれましてはくれぐれもお体をご自愛くださいますとともに、変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。