
第31航空群司令 海将補
ひらぎ たくひろ
平木 拓宏

ソフトバレーボール大会(海上自衛隊の日杯)

PS-1 5801号機慰霊行事

慰霊碑
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いつも海上自衛隊岩国航空基地のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。
4月26日、海上自衛隊は71周年を迎えました。
1952年4月26日、海上自衛隊の前身である海上警備隊が創設され、この4月26日を「海上自衛隊の日」としています。 海上自衛隊の創設について認識し、海上自衛隊の歴史と伝統を考える機会として、10年前に制定されました。第31航空群においても、各部隊において創設までの歴史を教育しています。あわせて、本年は、隊員の融和団結のため、先週21日に、「海上自衛隊の日 杯」争奪 岩国航空基地体育競技会(ソフトバレーボール大会)を開催しました。
また、この4月26日は、岩国航空基地にとって忘れてはならない日でもあります。
1983年4月26日、PS-1 5801号機が基地北東において墜落し、11名の隊員が殉職しました。志半ばにして殉職された御霊の意思を受け継ぐ者として、安全を確保したうえで、これからも岩国市をはじめとする関係機関等と協力しつつ、皆様の安全・安心を護るため任務を遂行していくことを、慰霊碑の前で改めて誓いました。
昨年末、国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画が策定され、最初の年度を迎えています。戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境ではありますが、我々は国家国民の期待と負託にしっかり応えるため、海上防衛力の強化に邁進していくとともに、与えられる任務を確実に遂行していきます。皆様におかれましてはくれぐれもお体をご自愛くださいますとともに、変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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