八戸カイジめし
郷土料理
せんべい汁
せんべい汁とは、肉や魚、野菜やきのこなどでダシを取った汁の中に、かやき煎餅とも呼ばれる、おつゆ専用の煎餅を入れ、煮込んだ料理です。
鶏と牛蒡の醤油味の汁が定番で、他に鯖水煮缶とキャベツを使った塩味の汁もあります。
おつゆ煎餅は、馬肉鍋やすき焼の具としても使用します。
せんべい汁を食べる習慣があるのは、八戸市を中心にした青森県南と岩手県北の一部の地域です。
歴史を調べると・・・約200年前〈江戸時代の後期)から食べ始めたといわれています。最近では、青森県内の他の地域でも少しづつ食べ始めている人が増えているようです。
材料(1人分)
- せんべい・・・1枚
- 長葱 ・・・1/6本
- 鶏正肉 ・・・1/6枚
- シメジ ・・・1/6株
- 牛蒡 ・・・1/6本
- 人参 ・・・1/10本
※白菜など好みの野菜を加えたり、他のキノコでも美味しい
作り方
- 牛蒡と人参は笹がき切りにする
- 鶏肉は小口切り
- 鶏肉・牛蒡・人参を鍋で炒める
- 鍋に水を入れ、沸騰したらシメジを加えアクを取る
- 醤油・酒等(麺つゆOK)で味を調える
- 沸騰した鍋に、おつゆ煎餅を割り入れる
- 煎餅がアルデンテの状態になるまで煮込む