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第37期幹部高級課程に対する統合幕僚長講話

令和7年2月21日(金)、第37期幹部高級課程(自衛官42名、留学生5名(オーストラリア陸軍中佐1名、海軍中佐1名、空軍中佐1名、大韓民国空軍大佐1名、海軍中佐1名))に対し統合幕僚長(吉田圭秀陸将)が「令和時代の戦略と統合作戦」をテーマに講話しました。

講話は、現在の日本を取り巻く情勢が厳しさを増し続けている中において、同盟国や同志国等との連携がいかに重要であるかを改めて認識するよう強く強調するものでした。また、実際に国際的な共同訓練やハイレベルな会合が増加していることが紹介されました。そして、戦略の階層を例に挙げ、作戦レベルを担任するJJOC(統合作戦司令部)が本年3月発足することにより、統幕の大臣補佐機能が一層強化され、各国との軍事戦略レベルにおける交流を活性化できるようになると説明されました。

また、今後、更に自衛隊を強化するためには個人の資質の向上が不可欠であるとし、読書や人的交流により教養を深めるようにと学生を激励されました。

統合幕僚長 陸将 吉田圭秀 統合幕僚長講話の全景

統合幕僚長 陸将 吉田圭秀

統合幕僚長講話の全景

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