令和6年9月11日(水)、第39期特別課程学生(自衛官31名)に対し、統合幕僚学校長(谷嶋正仁空将)による講話を実施しました。
谷嶋学校長は、「ある指揮官の南西域の特性を考慮した指揮・統率」をテーマとして、南西域において、どのように作戦基盤を構築し、航空機の運用を工夫したのかなどについて前職の南西航空方隊司令官としての経験談を話しました。
また、何事においても基準を定めることで想定外の事象にも応用がきくようになるものであり、平素より備えておくことが重要であることを強調しました。
そして、指揮・統率における着意事項として、当事者意識とスピード感が肝要であることに加え、部隊の風通しの良さを実現し、速やかに報告がなされる環境をつくるために、指揮官には笑顔が必要であるとして、朗らかに学生たちを激励しました。
統合幕僚学校長 空将 谷嶋 正仁 |
統合幕僚学校長講話の状況 |