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令和元年7月31日
自衛隊高級課程合同卒業式

7月31日(水)、目黒基地大講堂において、統合幕僚長代理の統合幕僚副長及び各幕僚長等が臨席し、講義を担当した大学教授や著名人など、防衛省内外から多数の御来賓を迎えて、統合幕僚学校、陸上自衛隊教育訓練研究本部、海上・航空自衛隊幹部学校により「自衛隊高級課程合同卒業式」を挙行しました。
   今期の卒業生は、陸・海・空の幹部自衛官40名と留学生1名であり、昨年8月に各自衛隊の高級課程に入校、3月から統合幕僚学校の統合高級課程に入校し、各種講義や国内外の部隊研修等を通じ、上級部隊の指揮官あるいは上級幕僚としての職務を遂行する上で必要な、自衛隊の統合運用に関する知識及び技能を修得して、約1年間の教育を終えました。
   執行者を代表して、統合幕僚学校長の清田陸将が式辞を述べ、卒業生に対し、「卒業後の各配置において、本課程で学んだ知識・技能を更に発展させてもらいたい。そして我々自衛隊が日々行っている任務や訓練等が、『平素』における戦いであるとの認識を新たにし、統合運用体制の更なる強化の牽引者として、活躍されることを祈念する」と激励しました。
   続いて、統合幕僚副長の増子空将が統合幕僚長の訓示を代読し、「自衛隊の中核として、そして変革の時代のリーダーとして『真に戦える自衛隊を目指し、それぞれの使命を完遂せよ』」「本課程で培った論理的な思考力をもって『既成概念にとらわれることなく、全身全霊を持って変革を断行せよ』」という2点の要望事項を伝達しました。
   卒業生は、家族が見守る中、各学校長等及び学校職員の見送りを受け、陸上自衛隊中央音楽隊による粛然とした演奏の下、颯爽と行進し、各々の任地に向け目黒基地を後にしました。

学生長申告 統合高級課程 卒業証書授与

【学生長申告】

【統合高級課程 卒業証書授与】

合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞 統合幕僚長訓示(統合幕僚副長代読)

【合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞】

【統合幕僚長訓示(統合幕僚副長代読)】

学生見送り

【学生見送り】

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