学校長挨拶

    平成28年3月23日付で、第45代統合幕僚学校長を
    拝命しました。

     我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、3月29日には「平和安全法制」が施行されるとともに、18年ぶりに改定された日米ガイドラインに基づく日米同盟の一層の強化が図られ、自衛隊の担う役割はますます重要性を増しております。

     統合幕僚学校は自衛隊の最高学府として、陸海空の上級幹部自衛官に対する教育訓練を行っており、教育修了者は、各種部隊指揮官及び主要部隊司令部幕僚など、自衛隊統合運用体制における中心的な存在として活躍しています。 統合幕僚監部は創設10周年を迎え、本校においても、現行の統合教育体系に移行し、10年の節目を迎えます。将来の統合運用を見据えた各種研究については、情勢に応じた新たな課題に取り組んでおり、統合幕僚学校の重要性は増すばかりです。

     このような情勢の中、本校の任務完遂に向けて、時代の最先端を睨みながら、上級幹部自衛官の養成や統合運用に関する研究を深化・推進して参ります。

     皆様の統合幕僚学校に対するご理解とご協力をお願いいたします。
     

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