学校長挨拶

    寒気の中にも早春の息吹が感じられる頃となりました。皆様に
    おかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

     さて、平成28年を迎え、第19期統合高級課程(陸・海・空自衛隊の幹部自衛官(1佐等))の教育も一層熱を帯びてきました。
     本課程では、1月6日から、防衛作戦及び統合運用に関する研究を通じ、統合運用に関する事項について総合的に考察させることを目的として、統合運用研究を開始しました。教官の示すテーマに
    ついて4個グループに分かれて研究させ、1月21日には研究成果の発表を、翌22日には研究を通じて浮かび上がった論点について討議させました。発表・討議の内容を視察したところ、幅広い視点から考察し活発に意見を述べ合っており、研究の十分な成果を
    認め、学校長としても頼もしく感じているところです。

     また、2月1日から「第4期国際平和協力中級課程」を開始しま
    した。この課程は、国際平和協力活動等の職務に従事する幕僚
    として必要な知識・技能を修得させることを目的としており、陸・海・空自衛隊の幹部自衛官(2〜3佐)、これに相当する職員(防衛省)及び2月8日からは、海外からの留学生(オーストラリア2名、
    マレーシア1名)並びに関係府省の職員とともに、「UNSOC(国連スタッフオフィサーズコース)」として、国連スタンダードの教育期間を含め約4週間の日程で教育を実施しております。

     日脚が伸びてもまだまだ寒さが厳しい折です。皆様におかれましては、ご自愛専一にてますますの御健勝、御活躍を心よりお祈り
    申し上げます。

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