学校長紹介

統合幕僚学校学校長 海将 橋勝夫

    平成26年8月5日付で、第44代統合幕僚学校長を拝命しました。

     我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増す中、昨年末には「国家安全保障戦略」が策定されるとともに、「防衛大綱」が示され、自衛隊は国際協調主義に基づく積極的平和主義を具現する有力な担い手として、幅広い役割が期待されております。
     また、統合運用体制において、今や「統合」はマインドやスピリットを醸成する段階から、「すべての運用の前提」へと深化しつつあります。

     統合幕僚学校は自衛隊の最高学府として、陸海空の上級幹部自衛官に対する教育訓練を行っており、教育修了者は、各種部隊指揮官及び主要部隊司令部幕僚など、自衛隊統合運用体制における中心的な存在として活躍しています。
     また、統合運用に係わる研究については、情勢に応じた新たな課題に取り組んでおり、その重要性は増すばかりです。

     このような情勢の中、本校の任務完遂に向けて、時代の最先端を睨みながら、上級幹部自衛官の養成や統合運用に関する研究を深化・推進して参ります。

     皆様の統合幕僚学校に対するご理解とご協力をお願いいたします。

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