学校長紹介

統合幕僚学校学校長 海将 伊藤俊幸

    向暑のみぎり、統合幕僚学校ホームページをご覧の皆様方におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

     先月、第16期統合高級課程の学生に対し、イギリス及びタイ・ベトナム研修をさせました。
     イギリスにおいては、厳しい財政状況下、教育を含め軍のほとんどの部分が統合コマンドの下に組織化されている実態を、またタイ・ベトナムでは、それぞれの地域情勢認識や国防政策を学ばせることができました。

     また、今月7日からは、国際平和協力センターによる「第3期国際平和協力上級課程」が開講しました。この課程は、国際平和協力活動などに従事する上級部隊指揮官や上級幕僚として必要な知識を修得させるため、幹部自衛官(1〜2佐)及び防衛省職員を対象とした教育です。今期からは初めて海外からの留学生(タイ・ドイツ)と関係府省庁(内閣府・外務省)からの受講者も受け入れ、多様なアクターの中で展開される実際の国際平和協力活動に近い状況が作為でき、効果的な教育となっております。
     「朝雲新聞」にも上記記事が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
    (http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash
    /201407/140709/14070901.html)

     国外研修の詳細は、当校ホームページにて別途掲載しており、国際平和協力上級課程の様子も順次更新いたしますので、どうぞ併せてご覧頂ければ幸いです。

     暑さ厳しき折、皆様におかれましては、ご自愛専一にてますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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