学校長紹介

統合幕僚学校学校長 海将 伊藤俊幸

    いつの間にか、日中は少し汗ばむほどの季節となり、我々自衛官の制服も、冬制服から夏制服へ衣替えしました。皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

     第16期統合高級課程学生は、5月に入り西部方面の研修と沖縄研修を行い、昨今の防衛政策上の要域となる南西地域の現状や特性を肌で学び取り、統合運用の重要性を改めて認識させました。

     今月26日からは、国際平和協力センターによる「国際平和協力基礎講習」が開講します。国際平和協力基礎講習は、年2回、各5日間の日程で実施しており、主として、当該国連の活動に関わる教育関係者や、陸上・海上・航空自衛隊の実務者など、約40名の隊員を対象としています。
     受講者は、この5日間のうちに、国連のPKO活動等の基礎的内容について学ぶだけではなく、文民の保護・ジェンダーや民軍協力といった、自衛隊が今後直面するであろう課題についても理解を深め、将来、国際的な活動の場で活躍することができるように教育しています。詳細は、当校国際平和協力センターのページにて掲載しており、講習の様子も順次更新いたしますので、どうぞ併せてご覧ください。

     清々しい五月晴れが気持ちの良い季節ではありますが、梅雨のはしりで気まぐれな空の下、皆様におかれましては、ご自愛専一にてますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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