学校長紹介

統合幕僚学校学校長 海将 伊藤俊幸

    平成25年8月22日付、第43代統合幕僚学校長を拝命致しました。
     我国を取り巻く安全保障環境は、東シナ海、日本海を筆頭に依然厳しく、また、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処や南スーダンにおける国際平和協力活動など海外における活動も緊張の日々が続いています。
     他方、平成18年に始まった統合運用を基本とする体制は、東日本大震災などの任務において、実績を重ねています。
     このようななか、統合幕僚学校は自衛隊の最高学府として上級幹部自衛官に対する教育訓練を行っており、修了者は、部隊指揮官、主要部隊司令部の幕僚、国際平和協力活動など、自衛隊統合運用体制における中心的な存在として活躍しています。
     また、統合運用に係る研究については、情勢に応じた新たな課題に取り組んでおり、その重要性は増すばかりです。
     このような情勢のなか、私は「広い視野、科学的思考力、豊かな人間性」の3点を柱とし、上級幹部自衛官の養成や統合運用に関する研究を深化し、推進することとします。
     皆様の、統合幕僚学校の業務に対するご理解とご協力をお願いいたします。

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