防衛白書ダイジェスト 令和2年版 日本の防衛

わが国自身の防衛体制

平時からグレーゾーンの事態への対応

わが国周辺における常続監視

警戒監視を行う陸自隊員

▶警戒監視を行う陸自隊員

わが国周辺海域において警戒監視にあたる海自P-3C

▶わが国周辺海域において警戒監視にあたる海自P-3C

24時間、365日警戒監視にあたる空自レーダーサイト

▶24時間、365日警戒監視にあたる空自レーダーサイト

「瀬取り」を実施していたことが強く疑われる北朝鮮籍タンカー(19(令和元)年12月)

▶「瀬取り」を実施していたことが強く疑われる北朝鮮籍タンカー(19(令和元)年12月)

領空侵犯に備えた警戒と緊急発進

冷戦期以降の緊急発進実施回数とその内訳

▲冷戦期以降の緊急発進実施回数とその内訳

島嶼部を含むわが国に対する攻撃への対応

島嶼部に対する攻撃への対応

警戒航空団新編行事(20(令和2)年3月)

▶警戒航空団新編行事(20(令和2)年3月)

ミサイル攻撃などへの対応

就役したイージス艦「まや」(20(令和2)年3月)

▶就役したイージス艦「まや」(20(令和2)年3月)

宇宙・サイバー・電磁波の領域での対応

宇宙領域での対応

宇宙作戦隊新編行事(20(令和2)年5月)

▶宇宙作戦隊新編行事(20(令和2)年5月)

サイバー領域での対応

電磁波領域での対応

新型コロナウイルス感染拡大を受けた防衛省・自衛隊の取組

クルーズ船のクルーから検体を採取する医官(20(令和2)年2月)

▶クルーズ船のクルーから検体を採取する医官(20(令和2)年2月)

大規模災害などへの対応

台風第19号において、救難ヘリコプターによる人命救助にあたる空自隊員(19(令和元)年10月)

▶台風第19号において、救難ヘリコプターによる人命救助にあたる空自隊員(19(令和元)年10月)

中東地域における日本関係船舶の安全確保のための情報収集

アラビア海北部において情報収集を行う護衛艦「たかなみ」隊員(20(令和2)年2月)

▶アラビア海北部において情報収集を行う護衛艦「たかなみ」隊員(20(令和2)年2月)

日米同盟

日米安全保障体制の意義

「日米安全保障条約」署名60周年記念式典(20(令和2)年1月)【首相官邸ホームページ】

▶「日米安全保障条約」署名60周年記念式典(20(令和2)年1月)【首相官邸ホームページ】

ガイドラインの概要

「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)は、同盟を現代に適合したものとし、また、平時から緊急事態までのあらゆる段階における抑止力及び対処力を強化することで、より力強い同盟とより大きな責任の共有のための戦略的な構想を明らかにするものである。

日米間の政策協議

日米防衛相会談(20(令和2)年1月)

▶日米防衛相会談(20(令和2)年1月)

日米同盟の抑止力及び対処力の強化

わが国の平和と安全を確保するため、日米は、「宇宙領域やサイバー領域における協力」、「総合ミサイル防空」、「共同訓練・演習」、「情報収集・警戒監視・偵察(ISR)活動」、「海洋安全保障」、「後方支援」、「わが国における大規模災害への対処における協力」など、あらゆる分野で協力を進めている。

日米共同訓練(19(令和元)年11月)

▶日米共同訓練(19(令和元)年11月)

幅広い分野における協力の強化・拡大

在日米軍駐留に関する施策の着実な実施

沖縄在日米軍施設・区域(専用施設)の件数及び面積の推移

▲沖縄在日米軍施設・区域(専用施設)の件数及び面積の推移

在日米軍の駐留

沖縄における在日米軍の駐留

訓練のため、国分台演習場(香川県)に飛来した米海兵隊MV-22オスプレイ(19(令和元)年12月)

▶訓練のため、国分台演習場(香川県)に飛来した米海兵隊MV-22オスプレイ(19(令和元)年12月)

沖縄を除く地域における在日米軍の駐留

安全保障協力

防衛省・自衛隊は、多角的・多層的な安全保障協力を推進し、わが国にとって望ましい安全保障環境を創出していく。

多角的・多層的な安全保障協力の戦略的な推進に向けて

「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンのもとでの取組

「自由で開かれたインド太平洋ビジョン」の3本柱

①法の支配、航行の自由、自由貿易等の普及・定着

②経済的繁栄の追求(連結性の向上など)

③平和と安定の確保

防衛省における「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンの方向性

その1 防衛協力・交流を活用し、主要シーレーンの安定した利用を確保

その2 信頼醸成や相互理解を進め、不測の事態を回避

その3 関係各国と協力し、地域の平和と安定に貢献

インド太平洋地域は、世界人口の半数以上を養う世界の活力の中核であり、この地域を自由で開かれた「国際公共財」とすることにより、地域全体の平和と繁栄を確保していくことが重要である。

防衛省・自衛隊は、「自由で開かれたインド太平洋」を推進するため、同地域における各国との間で防衛協力・交流を強化することとしている。

自由で開かれたインド太平洋 図

▲自由で開かれたインド太平洋 図

各国との防衛協力・交流の推進

日豪防衛相会談(19(令和元)年11月)

▶日豪防衛相会談(19(令和元)年11月)

日印「2+2」(19(令和元)年11月)

▶日印「2+2」(19(令和元)年11月)

フィジー防衛・国家安全保障・外務大臣と会談する山本防衛副大臣(20(令和2)年1月)

▶フィジー防衛・国家安全保障・外務大臣と会談する山本防衛副大臣(20(令和2)年1月)

多国間における安全保障協力の推進

日ASEAN防衛担当大臣会合(19(令和元)年11月)

▶日ASEAN防衛担当大臣会合(19(令和元)年11月)

多国間フォーラム「ライシナ・ダイアローグ2020」に参加する山崎統幕長(20(令和2)年1月)

▶多国間フォーラム「ライシナ・ダイアローグ2020」に参加する山崎統幕長(20(令和2)年1月)

能力構築支援への積極的かつ戦略的な取組

パプアニューギニア軍楽隊に対し教育する陸自隊員(19(令和元)年9月)

▶パプアニューギニア軍楽隊に対し教育する陸自隊員(19(令和元)年9月)

海洋安全保障の確保

ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動に向け出発する海自隊員(19(令和元)年11月)

▶ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動に向け出発する海自隊員(19(令和元)年11月)

宇宙領域及びサイバー領域の利用にかかる協力

軍備管理・軍縮及び不拡散への取組

ニュージーランドにおいて太平洋諸島の国会議員に対して国連安保理決議第1540号を説明する防衛研究所職員(19(令和元)年9月)

▶ニュージーランドにおいて太平洋諸島の国会議員に対して国連安保理決議第1540号を説明する防衛研究所職員(19(令和元)年9月)

国際平和協力活動への取組

防衛省・自衛隊は、紛争・テロなどの根本原因の解決などのための開発協力を含む外交活動とも連携しつつ、国際平和協力活動への取組を積極的に取り組んでいる。

多国籍部隊・監視団(MFO)への派遣

MFOにおいて活動する陸自隊員(20(令和2)年4月)

▶MFOにおいて活動する陸自隊員(20(令和2)年4月)

国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への派遣

UNMISSにおいて活動する陸自隊員(19(令和元)年12月)

▶UNMISSにおいて活動する陸自隊員(19(令和元)年12月)

国連三角パートナーシップ・プロジェクト(UNTPP)への支援

ベトナムにおいて重機操作教育を行う陸自隊員(20(令和2)年2月)

▶ベトナムにおいて重機操作教育を行う陸自隊員(20(令和2)年2月)

国際緊急援助活動への取組

ジブチ共和国における大雨、洪水被害に対する国際緊急援助活動に従事する隊員(19(令和元)年11月)

▶ジブチ共和国における大雨、洪水被害に対する国際緊急援助活動に従事する隊員(19(令和元)年11月)