防衛白書ダイジェスト 令和2年版 日本の防衛

わが国の安全保障と防衛を担う組織

防衛省・自衛隊の組織

防衛省・自衛隊は、わが国の防衛という任務を果たすため、実力組織である陸・海・空の自衛隊を中心に、様々な組織で構成されている。

主要部隊などの所在地(イメージ)(令和元年度末現在)

▲主要部隊などの所在地(イメージ)(令和元年度末現在)

防衛省・自衛隊の組織図

▲防衛省・自衛隊の組織図

「防衛大臣を補佐する体制」に関する写真

▶「防衛大臣を補佐する体制」に関する写真

わが国の安全保障と防衛に関する政策

国家安全保障戦略

13(平成25)年12月に策定された国家安全保障戦略は、平和国家としての歩みの堅持と国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、わが国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定を実現しつつ、国際社会の平和と安定及び繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与していくことを国家安全保障の基本理念として明示している。

戦略、防衛大綱、中期防及び年度予算の関係

▲戦略、防衛大綱、中期防及び年度予算の関係

防衛計画の大綱

防衛計画の大綱の変遷

▲防衛計画の大綱の変遷

わが国防衛の基本方針

防衛の目標として以下を規定

専守防衛等の基本方針の下、防衛の目標を達成するため、その手段である、わが国自身の防衛体制、日米同盟および安全保障協力を強化

防衛力の強化に当たっての優先事項

格段に速度を増す安全保障環境の変化に対応するため、特に優先すべき事項を可能な限り早期に強化

自衛隊の体制など

中期防衛力整備計画

令和2年度の防衛力整備・防衛関係費

令和2年度の防衛力整備

令和2(2020)年度は、防衛大綱および中期防に基づき、その2年目として、多次元統合防衛力の構築に向け、防衛力整備を着実に実施する。

令和2年度防衛力整備の主要事業(領域横断作戦に必要な能力の強化における優先事項)

▲令和2年度防衛力整備の主要事業(領域横断作戦に必要な能力の強化における優先事項)

令和2年度の防衛関係費

令和2(2020)年度の防衛関係費は、防衛大綱および中期防を踏まえ、格段に速度を増す安全保障環境の変化に対応するため、従来とは抜本的に異なる速度で防衛力を強化すべく、前年度から618億円増額(前年度比1.2%増)の5兆688億円であり、8年連続で増加

過去15年間の防衛関係費(当初予算)の推移

▲過去15年間の防衛関係費(当初予算)の推移