防衛白書 50年の歩み

1970(昭和45)年、防衛白書が初めて刊行され、
1976(昭和51)年以降毎年刊行されています。

今年で防衛白書刊行50周年となります。

防衛白書刊行の目的は、わが国防衛の現状とその課題およびその取組について
広く内外への周知を図り、その理解を得ることにあります。

その目的を果たすため、防衛白書をより多くの国民の皆さまの手に取っていただけるよう、様々な工夫を凝らしてきました。

防衛白書はこれからも分かりやすさ、読みやすさ、使いやすさを追求し、
防衛省・自衛隊に対する理解を得られるよう努めてまいります。

昭和45(1970)年
  • 防衛白書初の刊行
  • 中曽根防衛庁長官(当時)の「国の防衛には、何よりも国民の理解と積極的な支持、協力が不可欠」という信念のもと作成された。
  • 総ページ数94ページ
昭和51(1976)年~
  • 第2回目の刊行
  • 初版に比べ内容が充実。総ページ数は174ページへ
  • 白書の構成は現白書とほぼ同じ
  • 英語版も含め、以後毎年刊行
  • 平成11年までA5版のサイズは維持するも
    平成11年版はページ数が498ページまで増加
防衛年表開始



図表のカラー化、囲み記事(現在のコラム)開始
平成元(1989)年~
巻末に索引掲載開始
 
平成11(1999)年~平成14(2002)年
  • CD-ROM添付

平成12(2000)年~

  • A4版化し見やすい白書へ
  • 表紙に装備品の画像を使用するなど、全体を通してビジュアル化
  • 巻頭に特集の初登場

白書初の特集「2000年を迎えて」が作成された。
巻頭にダイジェスト登場。
ダイジェストを読めば、白書全体の概要が分かるように。
平成15(2003)年
  • ダイジェスト掲載開始
  • コラムに隊員自身のボイス開始
  • 防衛省HPに掲載開始
コンパクト版刊行
(~2009(平成21)年)
TOPICS
「防衛この1年」掲載
電子書籍化開始
スマートフォン版作成開始
令和2(2020)年
  • 国内外の様々な場面において活躍する自衛隊員約50名の声を紹介(昨年の約2倍)
  • QRコードですぐに再生可能な約50の関連動画を白書内に配置!