防衛白書は、できる限り多くの皆様に、できる限り平易な形で、わが国防衛の現状とその課題およびその取組について周知を図ることを目的として毎年刊行しています。
令和6年版防衛白書は、国家安全保障戦略などの三文書を踏まえ、増額した防衛予算を使って進めている「防衛力の抜本的強化」の進捗、すなわち、わが国の防衛力、抑止力が順調に強化されている様について、1年間での変化を丁寧に記述しています。
また、令和6年は、自衛隊発足70周年であるとともに、令和6年版防衛白書は、初版から数えて刊行50回目の節目となるものです。そのため、巻頭に、わが国を取り巻く情勢の変化と、それに対応できるよう歩みを進めてきた防衛省・自衛隊の70年の歴史を防衛白書とともに振り返る特集を設けました。
加えて、本文中のコラムを充実させ、本文の内容を読者がより深く理解できるようにしました。
具体的には、「視点」というコラムを新たに設け、防衛研究所の研究者が、研究者個人の立場からより学術的な観点での分析を述べています。また、「VOICE」というコラムの数を大幅に増やし、より「人の顔が見える」、親しみやすい防衛白書となるよう心掛けました。
なお、今回の表紙は、「刀鍛冶」をコンセプトとしています。防衛省・自衛隊は発足以来、「刀を抜かないために」必死で刀を鍛えてきました。すなわち、抑止力となる刀を鍛え上げ、わが国に対する武力侵攻を未然に防いできました。自衛隊発足70周年の節目にあたり、国家安全保障戦略などを踏まえ、わが国の防衛力、抑止力が順調に強化されている様と、今後もたゆまぬ努力を続ける決意を表現しています。
防衛白書の著作権等については、下記を参照ください。
海上自衛隊プレスリリース
海上自衛隊のヘリコプター墜落事故について(令和6年7月9日)
過去の防衛白書資料編に掲載されている、閣議決定文書等を一覧にまとめました。
リンクから直接該当する資料をご確認いただけます。
(注:リンク先の防衛白書の年度は、資料毎に異なります。)
〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1
防衛省 大臣官房広報課 防衛白書事務室
TEL:03-5366-3111
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-5
日経印刷株式会社 第1営業部 第1課
TEL:03-6758-1011
このページの リンクは (国立国会図書館データベース)のアーカイブに移動します。