自衛隊の旗と海上自衛隊の満艦飾について

防衛省・自衛隊の『ここが知りたい!』

英語版/English

Q1 自衛隊の部隊や自衛隊の艦艇が掲げている旗はどのような役割があるのですか?

A1 部隊や自衛艦等の所在を示すとともに、組織の団結の強化、士気の向上に資するとの観点から、それぞれ掲げています。

Q2 どのような旗がありますか?

A2 陸上・海上・航空自衛隊の代表的な旗としては以下の旗があります。

  • 自衛隊旗は、陸上自衛隊の連隊のみに交付されることから、「連隊旗」と呼称される場合があります。
  • 自衛艦旗は海上自衛隊の自衛艦に交付され、航海中は常時、艦尾又はメインマストに掲揚することとされ、日本国籍を示すものとなっております。
  • 航空自衛隊旗は、航空自衛隊に交付されるものです。

参考:旭日旗について(外務省HP)

Q3 海上自衛隊の艦艇の満艦飾はいつ行うものですか?

A3  満艦飾は、建国記念の日、天皇誕生日、自衛隊記念日、観艦式を行う日等に、祝意を表すために、自衛艦に自衛艦旗や信号旗などを掲揚するものであり、午前8時から日没まで行います。
 また、国家の大典、観艦式等においては、日没後に、白色電球で自衛艦の船体等を電飾する電燈艦飾を実施することもあります。
 令和元年5月1日の御即位を記念して、満艦飾又は艦飾及び電燈艦飾を行いました。

満艦飾
電燈艦飾
  • 満艦飾又は艦飾
    各マストの最上部に自衛艦旗(支援船にあっては国旗)を掲揚し、かつ、マストにわたり、艦首から艦尾に信号旗を連揚するものとし、艦飾を行うときは、各マストの最上部に自衛艦旗を掲揚するもの。
  • 電燈艦飾
    艦首からメインマスト、その他マスト、艦尾を結ぶ線、船体、艦橋、煙突及びマストを浮き出す線を白色電球で装飾したもの。

このページの リンクは WARP (国立国会図書館データベース)のアーカイブに移動します。

2019年5月24日更新