我が国における防衛生産技術基盤は、厳しい財政事情、装備品の高性能化・高価格化等による国内調達数量の減少といった状況に直面しているため、その衰退が懸念されている。特に、戦闘機については、F-2戦闘機の生産が終了する平成23年度以降は我が国で戦闘機を生産しない期間が生ずる見込みである。
この様な状況が、戦闘機の生産技術基盤の維持にどのような影響を与え、如何なる問題点が生起するのかを整理することを目的に、有識者を含め官民で意見交換するため、戦闘機の生産技術基盤の在り方に関する懇談会(以下「懇談会」という。)を開催する。
懇談会の庶務は、経理装備局航空機課において処理する。
この要綱に定めるもののほか、懇談会の運営に必要な事項は座長が定める。
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2021年3月3日更新