ハイチ共和国における国際緊急援助活動(医療活動)

国際緊急援助活動実施命令
国旗

派遣期間

平成22年1月~同年2月

統合連絡調整所

派遣地 ハイチ、マイアミ
派遣人数 33人
主な業務内容 ハイチ共和国関係機関、関係国等との調整
主要装備

空輸部隊

派遣地 アメリカ合衆国~ハイチ共和国、本邦~アメリカ合衆国
派遣人数 97人
主な業務内容
  • 国際緊急援助隊等の航空輸送
  • 当該航空輸送の復路において国際緊急援助活動の救助活動として行うハイチ共和国とアメリカ合衆国間の被災民に関する航空輸送
主要装備 C-130H、B-747

医療援助隊

派遣地 レオガン(ハイチ)など
派遣人数 104人
主な業務内容 医療活動
主要装備 医療セット

執行額

約3.7億円

活動の記録

お知らせ

ハイチにおける大地震に対する自衛隊部隊による国際緊急援助活動等の終結について

平成22年2月12日
防衛省

 ハイチにおける大地震に関し、ハイチ国際緊急医療援助隊が同国レオガン市において、1月23日より約3週間医療援助活動を実施してきました。診療者数は現地時間11日現在の累計で延べ2675人に上っています。

 現地の状況について、診療に訪れる患者の症状は地震と関連のない慢性疾患が8割以上をしめていることや現地の医療機関も診療を再開していること等を踏まえ、本日、防衛大臣より国際緊急援助活動の終結に関する行動命令を発出し、現地時間13日の活動をもって医療活動を終結することとしましたのでお知らせします。

 なお、自衛隊が活動しているレオガン市エピスコパル看護学校においては、日本赤十字社が現地時間14日より自衛隊の活動終了に引き続き医療活動を実施する予定となっています。

ハイチ共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する大臣指示及び一般命令の発出について

平成22年1月15日
防衛省

 1月13日にハイチ共和国で発生した地震により同国では大規模な被害が発生し、この度、同国政府からの要請を受け、地震被災者に対する人道的観点及び我が国とハイチ共和国政府との友好関係に鑑み、医療を任務とする国際緊急援助隊を派遣することになりました。これを受けて本日、外務大臣から当該国際緊急援助隊の輸送の実施について協議がありました。

 防衛省としては、所要の調査を含む準備を行うため、防衛大臣から統合幕僚長等に対し、「ハイチ共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する大臣指示」及び航空支援集団司令官に対し、「ハイチ共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する自衛隊一般命令」を発出しました。本指示及び命令の概要は、下記のとおりです。

  1. 「ハイチ共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する大臣指示」について
     同国への派遣に係る準備として以下の事項を実施すること。
     情報収集、関係機関等との調整、部隊の編成準備等
  2. 「ハイチ共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する自衛隊一般命令」について 
     状況に応じ部隊を国際緊急援助隊として速やかに派遣するため、航空支援集団司令官は、訓練のため米国に派遣されているC-130H輸送機の帰国を中止し、所要の準備を実施すること。

資料等PDF

活動の様子