パシフィック・パートナーシップへの参加

パシフィック・パートナーシップ2020 NGO等の参加募集要領

１　募集内容

　防衛省・自衛隊は、パシフィック・パートナーシップ２０２０に参加し、フィジー共和国において、ＮＧＯ等の参加を得て活動を行うことを予定しております。つきましては、以下の要領で参加いただけるＮＧＯ等を募集いたします。

（１）活動の概要

• 期間（予定）
  令和２年４月下旬から約２週間（移動日含む。）
• 場所
  フィジー共和国（バヌアレブ島）
• 内容
  医療活動（歯科を含む。）を現地医療施設等で実施予定。その他、現地住民に対する公衆衛生教育、現地医療従事者に対する医療教育等を実施する可能性があります。

（２）募集人員

最大３名（医師、歯科医師、看護師等）

（３）移動手段

現地への移動手段は、民航機を予定しています。
なお、２（１）イのとおり、往復航空チケットは官側で調達します（派遣隊員と同一搭乗便の予定）。

２　参加資格

　以下のとおり。
　なお、選考にあたっては、法人格を有する日本のＮＧＯ（登記上、法人本部の住所が日本国内にある特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）又は公益法人等）を優先することがあります。

• 防衛省が別途提示する合意書に署名すること。
• ＮＧＯ団体所属の場合は、任意団体の期間も含め、団体として２年以上の活動実績があること。
• 国際協力活動の実施が団体の主要な設立目的の一つとなっていること。
• 非合法的行為・反社会的行為等を目的とする団体でないこと。
• 政治的、宗教的活動を主たる目的とする団体でないこと。
• 営利活動を目的としていないこと。
• 現地で活動する際に必要な英語力を有していること（通訳が必要ないレベル）。

３　参加に係る官側負担

• 経費
  官側では以下の経費を負担し、その他の経費は参加者負担となります。
• • 国内移動費
    自宅から集合場所の国際空港（日本国内）までの往復旅費（手配は参加者自身でお願いします。）
  • 航空チケット
    日本から現地空港までの往復（官側が予約・手配します。）
  • 宿泊費・食費
    宿泊費・食費は、一定額が支払われます（官側が予約・手配します）。
  • その他
    防衛省等で行われる事前勉強会等に参加いただく際には、別途、国家公務員等の旅費に関する法律の規定に従って旅費及び宿泊費を一定額支給します（手配は参加者自身でお願いします。）。　
• 関連資器材等
  自衛隊の装備品の使用許可及び参加者が持ち込む医療用資機材の詳細事項については、別途調整します。

４　参加に係る参加者側負担

• 旅券の取得、海外旅行傷害保険の準備等は参加者側で実施して下さい。
• 以下に示す予防接種（十分な免疫が確認できていれば接種不要）の他、各自で必要と判断されるワクチンの予防接種及び防蚊対策をお願いいたします。
  Ａ型肝炎、Ｂ型肝炎、破傷風、腸チフス

５　申請に要する書類

　申請に当たっては、以下の書類を防衛省防衛政策局国際政策課（項目９に記載の連絡先）に提出してください。

• 参加申請書（別添）
• 団体に関する書類
• • 団体の設立趣意書
  • 法人登記簿謄本
  • 団体の定款、寄付行為、規約等
  • 前年度の事業報告
  • 監査報告書（団体として監査を受けている場合）
  • 団体の役員名簿

６　その他

　現地での医療行為の実施に当たり、各参加者から以下の書類を提出していただくことになります。提出書類の準備には時間を要することが予想されるため、申請に当たり予め提出書類の準備を始めてください。
　その他、必要な情報については、別途連絡いたします。また、必要に応じ、その他の書類・資料等の提出を求める場合もあります。

• パスポートの写し（フィジー入国時に滞在日数に加え６ヶ月以上の有効期限が必要です。）
• パスポートサイズの個人写真
• 履歴書（日・英）
• 医療資格を取得した学校等の卒業証明書（日・英）
• 医療免許証の写し
• 厚生労働省（又は都道府県等）発行の医療免許英訳文
• 職務登録証明書（団体から提出）
• 専門医認定書（日・英）　医師、歯科医師のうち専門医の資格を有している場合

７　書類提出期限

令和２年１月１０日（金）(必着)までに項目９に記載の連絡先に必要書類を提出してください。なお、提出書類は返却いたしません。

• パシフィック・パートナーシップ２０２０参加申請書　［word形式］

８　連絡先

防衛省防衛政策局国際政策課　髙橋　英樹
住所：〒１６２－８８０１　 東京都新宿区市谷本村町５－１
電話：０３（３２６８）３１１１　内線２２８０８
メール：[email protected]