令和7年11月1日
防衛省
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令和7年11月1日(土)、小泉防衛大臣は、マレーシアで開催された第9回日ASEAN防衛担当大臣会合に出席したところ、概要以下のとおりです。
(4)インド太平洋地域の安全保障環境はかつてなく厳しく複雑。日本とASEANは地域において最も緊密かつ強力なパートナーの一つ。地域の平和と安定への我々防衛当局の責任はかつてなく大きい。
(5)地域が直面する課題に有効に対応していくため、我々の間で共有されている三つの基本的考え方を常に確認し続けることが重要。第一に、ASEANの中心性と一体性を確保すること。第二に、各国の自主的な取組の上にこれを相互に連結させること。第三に、この考え方の上に日ASEAN間の防衛面での連携連携を強化すること。
(6)その上で、これからの日ASEANの防衛関係の強化について三点述べる。
(7)第一に、人道支援/災害救援分野(HA/DR)の協力。一つ目は、気候変動の影響でより深刻になっている自然災害への対処である。HA/DRでかかる視点をより深く取り入れていくことは極めて重要。今後ともOSA等を活用した資機材供与を加速させ、こうした取組を今後さらに強化していく。二つ目は、WPS(女性・平和・安全保障)の視点をHA/DRにより深く取り入れていくこと。我が国は次期の人道支援/災害救援専門家会合(EWG)次期共同議長に立候補したい。
(8)第二に、海洋における協力。我が国は海洋国として、一貫して日ASEAN間の海洋における協力を極めて重視。我が国が主催する日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)に東南アジア諸国を初めて招待し、地域を跨いだ連携を更に強固なものとしたい。また、フィリピンと共同議長を務める海洋安全保障専門家会合の枠組みを利用して、海上での「共同協力活動」(JCA)へ全てのADMMプラス・メンバーを招待することも含め、引き続き様々な取組を行っていきたい。
(9)第三に、非伝統的分野における課題への対処。非伝統的な課題は、単なるリスクではなく、私たちが連携を深める絶好の機会。サイバー分野や航空宇宙分野で、これまでも協力を深めてきた。日本は、ASEAN・CBR防衛専門家ネットワークとの、専門家による実践的な検討を行う場を設けたいと考えている。
(10)手と手を取り合い、平和で安定し、繁栄し続けるインド太平洋という未来に向け、ともに取り組んでいきたい。
(11)ASEAN側の大臣から、我が国が防衛面での協力と連携を一層推進していくことに謝意と力強い賛同が示されました。その上で、今後も日本とASEANが緊密に連携し、より一層地域の平和と安定に向け重要な役割を果たしていくことへの期待が示されました。

(以上)